和酒フェス@大阪 レポ


第7回和酒フェスin大阪に行ってきました!


一日目の2回目、会場についたのは開場の五分前。

その時点で既に開場していて、会場をほぼ半周囲う程の入場列が出来ていました。

入場列が途切れてからにしようかな……と思いましたが、最後尾にはスタッフさんが札を持っていて分かりやすかったので並ぶ事にしました。

入場も受付スタッフさんが複数人いてスムーズ、中に入ってからも酒蔵の方の手際のお陰で大した行列に並ばせられる事もなく、混雑を除けば待ち時間はほとんどありませんでした。


再入場も可能どころか、割と自由な感じで出入口が開け放たれていて、スタッフさんに言わずとも途中退場や再入場が可能です。

参加者は最初にパンフレット等と一緒に配られるプラスチック製のグラス(?)を持っている為、ノリで入ってきただけの方は日本酒は頂けないという形ですね。


一人で行くと、とにかく両手が空いていない状態が続くので不便だなあという感じ。

常に片手にグラス、それに出店酒蔵をチェックするパンフレットやスマホ、私はそれに加えて感想をメモしていたのでスマホメモに打ち込んでいました。

手提げカバンで来ていたら絶対詰んでた。

私はリュックで行ったのですが、それでもまあ。

パンフレットは見ない、スマホで事前チェックした情報一本勝負!でなんとか乗り切りました。


パンフレットとグラスは袋に入れられた形で受付で受け取るので、カバンはこのパンフレットが入るサイズのものを持ってくると良いと思います。

会場内にはテーブルもありますが、最初に入った方が場所取りしているのであてにしていると詰みます。

一人だと酒を貰いに行く時に場所を確保していることすら出来ませんし。

それから、途中で会場から離れるときにグラスを入れておける綺麗なビニール袋などを持って行くと良いかもしれません。

再入場自由なので、外につまみを買いに行くことも可能です。

御手洗いに行く時に片手にグラスというのも……なので、カバンの中にしまっておけるようにしておくのが良いですね。

正直、会場は狭いです。


地元の公園の祭りくらいしかない。


更に酒造の人に注いでもらってその場で飲んで感想を言い始める人もいて、並んでるんですが……となる事もちょくちょく。

まあ酔っ払いだししょうがないと言えばしょうがないんだけど。


かくいう私もかなり酔っ払い、注いでもらって空いているスペースに移動して手やスカートに酒をこぼすハプニングが2回ほどあったり。

汚れてもいい服でいくのも大事だなと思いました。

私が遭遇しなかっただけで、おそらく他の参加者さんにこぼされる可能性も低くはないだろうし。


後半は思考力が落ちてきて何を飲めばいいやらという感じだったので、とにかくまだ一杯も飲めていなかった酒蔵を回って「おすすめをください!」と言って回りました。


「これがうちの看板かな!」「こっちが辛口でこっちが甘口だよ!」等皆さん慣れた様子で教えて下さったのでそれでもスムーズに頂けました。


注いでくれた酒瓶のラベルを見せて商品名をわざわざ説明してくれる方もいて、チェックしやすくて助かりました!


あと、水は500mlのものを持って行ったにも関わらず現地で追加で500ml買ったものも飲み干し、家に帰ってからも死ぬほど飲んだにも関わらずヤバい二日酔いになりました。

会場でも500mlの水は100円で売られていますので、とにかく水を飲むことは意識した方が良いです。

絶対に。

絶対に。



以下、飲んだ日本酒やその他のお酒の感想を書いておきます。

日本酒に関する知識はないし、語彙力もない。

更にかなり酔っ払ったので後半になるにつれ曖昧で雑になっていきますがお許しください。

とにかくなんでもいいから情報が欲しい人向けです。


1杯目
五橋『rideピンク』
ピンク色、それもシャンパン系の色ではなく透明度の低い薄ピンクという感じのにごり酒。
味はかなりジュースに近く、初心者や女性でもめちゃくちゃ飲みやすい。
微炭酸っぽくてスッキリしているが、度数は普通に11%なので注意。


2杯目
忍者 『忍者純米大吟醸ラムール』
日本酒らしい甘みが強く、みりんっぽい風味。
少し抵抗がありがちな日本酒の癖が少なく身近な味に仕上がっている為、初心者向けかも。


3杯目 式『式 SHIKI SWEET』
めっちゃあっさり!
2杯目の甘さが少し重かったのでは?と思ってしまうくらいあっさりしていた。
癖が少なく水みたいに飲めるくらい、とにかく飲みやすい。


4杯目
歓喜光 『初穂乃香』
4杯目にして日本酒!という感じ。
きちんと日本酒らしい癖が感じられ、深い香りが。


5杯目
四海王 『四海王 純米大吟醸 夢幻』
日本酒を感じた後、舌の奥に残る後味が特徴的だった。
ここまでで後味が舌に強烈に残るものがなかった為、少々面食らった。
私はここまでで1番好きでした。


6杯目
六歌仙 『Hitotoki ロゼ』
女性が好きそうな雰囲気のピンクのお酒。
花のような香りが抜けて華やかさが随一。
ロゼと言うだけあってワインに近い感じがするけどちゃんと後味が日本酒で凄い。
もう一度飲みたい。


7杯目
白鳥 『越の白鳥 彗星 生』
私の思う日本酒はこの味!(吟醸の味?)
個人的に1番好きで最高。


8杯目
富翁 『リキュール 大原紫蘇梅酒』
ちょっと気分を変えようかな~とノリで飲んだ梅酒だったけど、めちゃうま……。
紫蘇であっさりしてるけど梅酒の香りが残って、リフレッシュしたような気分に。
酒蔵の方がとてもフレンドリーでいろいろ説明してしてくださいました。笑


9杯目
美濃紅梅 『おかめ果実物語 いちご』
イチゴジャム×日本酒のような、どろっとしたリキュール。
いちごのつぶつぶも入っていて、別カップで提供して下さいました。
後半にもう一杯頂きました。


10杯目
花雪 『日本酒仕込 ゆるり梅』
とにかく飲みやすい梅酒割り(割ってない?)。
梅酒の重い舌触りがなく、あっさりサラサラ。
ただ、香りが少々青臭いように感じたのでそこは特有の癖なのかも。


11杯目
泰斗 『吟醸酒 昊』
味がゼロに近いくらい癖がない。
後味に苦味が残るが、特徴がないくらいめちゃくちゃスッキリしていることが特徴。
何杯でも抵抗なく飲めてしまうから危ない。


12杯目
山猿 『純米大吟醸 山猿』
日本酒らしい日本酒。
アルコール臭が強く、消毒液っぽい香りがする為苦手な人は苦手かもしれない。


13杯目
千代むすび 『千代むすび 微発泡純米吟醸 しゅわっと空 生』
大人のサイダーと呼ぶに相応しい代物。
炭酸と日本酒の香りが別に入ってくる感じはするが、多分香りがメインの日本酒だから?


14杯目
千代むすび 『CHIYOMUSUBI AWA SAKE SORAH』
13杯目と同じ酒蔵のもの。
↑のスッキリ感を強くした感じ。
サイダーのように感じた少しの甘みが消えた?


15杯目
作 『作 雅乃智中取り』
めっちゃ美味しい!
日本酒らしさに加えて癖もあり、私はダントツで好きかもと感じた。
イベント開始直後からこの酒蔵だけ長蛇が出来ていて先に他を回ったが、これは混んでいても隙を見て飲んだ方がいい。


16杯目
浜福鶴 『爽吟』
炭酸割り専用日本酒と謳い目立っていた。
炭酸割りを押し出すだけあってあっさりすっきり、食中酒としても料理を邪魔しなさそう。
微かにバナナのような香りがしたような?


17杯目
山田錦 29?
メモが……酔っ払いの形跡が激しくどこの酒かがわからない……。すみません……。

18杯目
千曲錦
メモ崩壊にてお酒の名前が分からず……。
柔らかい味。
日本酒の香りでツンとするくらいで、全体的にふわっとした印象でまとまっていた。


19杯目
七冠馬 『The Seven -Fizzy-』
行ったのが売り切れ直前で「ええとこ来たよー!」と言ってくれたフレンドリーな酒蔵の方。
ワイン系の華やかな香りでトップ争い候補。


20杯目
米鶴 『米鶴 まほろばのあま酒』
アルコールに疲れたので一旦ノンアル。
甘酒にそもそも馴染みがなかったから比較対象がなくて申し訳ないのだけれど、ざっくり甘いおかゆ。
美味しかったがグラスに入れてもらう為、グラスが汚れてもいいタイミングで行った方がいい。


21杯目
徳正宗 『徳正宗 ひたち錦』
今までで1番日本酒。
特有の癖ではなく日本酒の癖を強くした感じ。


22杯目
千曲錦 『帰山 extraedition 純米大吟醸』
メモ崩壊申し訳ない。
飲んだことは覚えているので美味しかったのだと思う……。


23杯目
天領 『日野屋 純米大吟醸 生』
強い日本酒の味。
私好みだった。


24杯目
白川郷 『白川郷 純米にごり 酒』
クリーミー。
にごり酒に関する知識がないので比較対象がなくて申し訳ない。


25杯目
美濃紅梅 『おかめ果実物語 いちご』
2杯目。
ガラッと舌を変えてくれるのは普通にありがたい存在だった。


26杯目
富翁 『リキュール 宇治玉露梅酒』
紫蘇梅酒を飲んであまりに美味しかったので、もうひとつの梅酒を。
こっちも最高。でも個人的には紫蘇梅酒派!

27杯目
君の井 『越乃酔鬼』
鬼とつくだけあって、強い日本酒。
子供の頃に想像したお酒の味がする。
最後の方に飲むととどめを刺されるかも。


28杯目
日本魂 『日本魂 純米 無濾過生原酒 水酛甘露』
美味しい。最高に甘い。
梅酒に近い甘口の日本酒。


以上、28杯!

大好きなお酒を沢山飲めて幸せでした……。


《事前にやっておくこと》

○酒蔵ごとに一番気になる酒をチェックしておく

○リキュール等、気分を変えたい時に飲める酒をチェックしておく

(○度数が極端に高いものがないか確認しておく)

○当日、空きっ腹に酒にならないようにする


《当日に持っていった方が良いもの》

○汚れても良い服、座り込みやすいパンツを身につけていく

○両手が空くカバン
(貰ったパンフレットを詰め込める大きさのもの)

○グラスを入れておける清潔な袋

○二日酔い防止グッズ

○つまみ代わりになるお菓子や帰りに食べるおにぎり等


死ぬほど二日酔いできちんと苦しみましたが、また次回も行こうと思います笑

今度は妹も行くと言っているので楽しみがまた……!


ではでは!


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