プロスペクト理論

最近、行動経済学の書籍を読み漁っておりましたが、その中でも中核を成す理論の「プロスペクト理論」をアウトプットしたいと思います。

ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーにより提唱された理論で、「確実性効果」と「損失回避」という二つの理論から成り立つと言われています。

「確実性効果」

人間は客観的確率と主観的確率に差異があるという考え方です。30−40%という値の際、この2つの確率はほぼ一致するが、

客観的確率が低くなると主観的確率は高くなり、逆に客観的確率が高くなると主観的確率は低くなる傾向になります。

例えば、ワクチン接種の副作用の確率が0.1%だとすると、

人は実際の値(客観的確率)よりも高く感じる傾向があるという事である。

医療という不確実性の行為を行う際に、この人間の特性を理解して、説明することは大切だと考えます。

「損失回避」

人間は利得よりも損失を大きく嫌う(2−3倍)傾向がある。という考え方です。

具体例としては

投資の世界で、利得確定は行えても、中々損切りが出来ないそうです。

確かに誰も損失を確定させたくないですよね。


「プロスペクト理論」もっと理解を深めていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?