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6畳インテリアの極意

完全版・6畳の作り方

本日は六畳のお部屋の作り方について徹底的に解説する記事です。
進学で一人暮らしを始める方や、就職、転勤で新生活を始める方も多いでしょう。

せっかく始める新生活なのですが、なんだかんだバタバタしてインテリアは後回しにされがちです。

しかし、新生活の家具や家電をそろえるための相場は10~20万円と言われています。

忙しい事を理由に本来なら慎重に使うはずの大金を適当に使い、失敗するケースが非常に多いです。

この記事をご覧頂く事で、インテリアの失敗を防ぎ、お気に入りの素敵な空間で新生活をスタートさせる事ができます。

ポイント1「本当に必要かそれ」

まずはじめに考える事は、それは本当に必要か?です。
例えば、ソファー。

ソファーでだらだらくつろぎたいといった希望を持つ人が多いですが、本当に必要でしょうか?

くつろぐ事は椅子でもベッドでもラグの上でも可能です。
考えるべきことは高い家賃を払っているそのお部屋の一部に、その家具を置く価値があるのかという事です。

これは僕の意見なのですが、ソファーがあるとだらだらとYouTubeやプライムビデオを見てしまいます。

これが趣味なのであればよいですが、それよりも仕事に集中したいという理想があるため、ソファーをあえて置かないという選択肢を今回はとてみます。

代わりに大きめのデスクを置いたり、余裕を持った空間にしたりする事を優先しようと思います。

今回はソファーについてお話しましたが、すべての家具を買う前にいったん考え直したり、事前に必要で譲れない条件を書き出しておきましょう。

ポイント2「まず譲れないスペース」

今回、僕はデスクを譲れないスペースにしました。
僕はフリーランスとして活動しているので作業スペースは必須です。

学生さんや社会人の方で自分は関係ないやと感じた方が多いかもしれませんが本当にそうでしょうか。

今は、リモートワークやリモート授業が多く、以外とデスクを使用する時間が多いです。

また、自宅にデスクがあると自然と本を読んだり、作業をしたりと前向きでポジティブな時間を過ごす事ができます。

理想の行動や習慣から先読みしてスペースづくりや家具選びをするのもとても賢い作戦だと思います。

テーブルランプ

デスク回りのデザイン性を高めて、気分の上がるスペースづくりを心掛けました。

何かと億劫な勉強や仕事だからこそ、感情的に気分を高めてくれる要素を取り入れる事はとても大切です。

まずは、オレンジ色のテーブルランプ。モノトーンでまとめられたスペースを華やかにしてくれます。

手元を明るくする機能性はもちろん、持ち運びもできるのでちょっと○○をとってくるみたいな時にも便利です。

ワゴンetc.

デスク脇のワゴンやサイド壁の収納棚と正面壁の小物収納。
とにかく収納力を確保する事を意識しています。

必要な書類や文房具、道具が家の中に点在してしまい、いちいち物を取りに行く無駄な時間を無くすためです。

アイボリー系やウッド系の色味でナチュラルに悪目立ちさせないように意識しています。

デスク

両サイドの大きな柱にすっぽりはまるようにオーダーのデスクを設置しています。

オーダーと言っても天板をホームセンターで買ってきてIKEAなどの脚を取り付けると比較的安価でサイズピッタリにする事ができます。

ピッタリとなじませる事によってまるで備え付け設備のような雰囲気を感じられます。ホテルライクな印象でお部屋がすっきりとして見えると思います。

ポイント3「家具を兼用する」

六畳は好きなモノを好きなだけ置くには少し物足りません。
工夫をしなければ家具でいっぱいの窮屈インテリアが爆誕します。

そこでおススメしたい作戦が家具を兼用する事です。

テレビボード✖収納

今回の事例で言いますと、テレビボードと収納が兼用されています。

少しサイズ感のある家具を選んでいます。しかし、家具を二つ置くよりもスペースを無駄に使う事なく機能をはたしてくれます。

テレビを設置するテレビボードとしての機能に加えて、ボックス等を活用する事で収納棚としても活用できます。

今回はアディダスオリジナルスの靴箱を試しに収納ボックスとしておいています。もちろんシンプルなボックスでもOK。

ベッド×ソファー

また、配置的には、ベッドからテレビが見える位置関係になっております。
ベッドはソファーとしても機能も兼用しております。

ベッドからテレビを見るのは嫌だという方は、ワークチェアをテレビの方に向けてサイドテーブルを移動させる事でソファーの機能の一部を兼用してくれます。

本来であれば二つ必要な家具を、可能な妥協点を見極めて兼用させる事でスペースを大幅に削減する事ができます。

ポイント4「デコレーション命」

ここまでベースとなる家具を設置しました。
インテリアの仕上げにデコレーション工程があります。

ぽっかりと空いた壁

物足りない印象のお部屋は壁が真っ白で何もないケースが非常に多いです。
ぽっかりと空いたスペースを作らずに配置すると失敗を避ける事ができます。

上の写真で言いますと、向かって右側に照明、アートを設置しています。左側には時計と照明。

床に置かれた植物やベッド、サイドテーブルを考慮して配置しています。

街中の要素

お洒落なお店やモールの中にあるシンプルなサイン。
来客時、機能的に便利なのはもちろんですがデザインとして取り入れるのもおススメです。

街中にあり、普通お部屋にはないような要素を取り入れる事でスタイリッシュで洗練された印象のお部屋に仕上がります。

また、シンプルでまっさらな扉の間抜け感を解消してくれるちょうどよい存在です。

ポイント5「最後にライティング」

初めに必要な場所に照明を設置します。

例えば、作業をするときに必要な手元の照明、就寝前のベッド横の照明などです。

意図せず、適当に上から明るく真っ白い光で照らすと一気にダサい印象になってしまいます。

普通の賃貸は備え付けでシーリングライトが設置されていると思います。光の強さや色を変えられる物であれば、良いですができないのであれば照明器具を変える事をお勧めします。

今回はイサムノグチの照明を設置しました。
お部屋全体をぼんやりと照らしてくれるので、作業が終わった後、就寝までの時間を過ごすのに最適です。

ベットサイドのドーナツ型の照明は照明そのものというよりもオブジェのような感覚で設置しています。

ぽっかりと空いた壁のバランスをとるために取り付けています。照明には照らすという機能だけでなく飾るという機能性が強いモノがあるので注意が必要です。

しかし、飾るという側面の大きい照明を上手に取り入れる事でとてもおしゃれな印象につながります。

見極めてポイントで使う事を意識すると良いと思います。

必要な場所に必要なだけの照明を設置し、最後に飾りつけとしての照明をポイントで設置すると失敗しにくいと思います。


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