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自分なりのソーシャルワーク

ここ数カ月、色々悩んで、気づいたら6月…
正直焦る…予定通り何も進んでいないし、大きな遅れが生じてる。

でも、少し成長できたかな…って思う。
今までとは違う視点、考え方、感性を身につけることができたかな~って思う。ターゲットを未成年だけでなく、毒親・モラハラ・家族の支配関係の陰で苦しんでいる人に広げていくことができた。
ターゲット層が広がって、ぼやけるかな~と思ったけどそんなことなかった。
むしろ自分のやりたいことが明確になり、自分なりのソーシャルワークがなんなのか見えてきた。

僕は今、スピンスパークルというパフォーマンス活動をするための練習に力を入れてる。
トリッキングの練習は特に最近楽しくて、どんどん上達していくのが成長を実感させてくれる。
僕はこのパフォーマンス活動をソーシャルワークに昇華させるつもり。
昇華させるためのたった一つのキーワードが「きっかけ」。

福祉を知ってもらう、支援の情報を知ってもらう際に、情報を直接的に渡そうとしても上手く渡せないことが多い。
でも、パフォーマンス活動を通すことで、そのハードルを大きく下げられる「きっかけ」になると確信している。(そのためにもクオリティーを高くしていく必要がある)

どんなことが「きっかけ」でも良いと思う。
最近注目しているのは、手話を活用した活動やVtuberの存在。いろいろな可能性を選択肢として、「きっかけ」にしていく…

福祉を知るきっかけ、支援を知るきっかけ…こういった「きっかけ」に重点を置いて、全力で「きっかけ」作りをすることを僕は「自分なりのソーシャルワーク」と考える。

実は昔からこういったことをやっている人はけっこういる。
ただ、それを全力で「ソーシャルワーク」と表現した人は僕の知る限りいない。
だからこそ「これもソーシャルワーク」なんだということを行動で示していくのが僕の役割かな…と思う。

僕の「自分なりのソーシャルワーク」はソーシャルワークの中のごく一部分。すごく地味で、目立ちにくい部分であり、専門家としては手を出す意義を見出しにくい部分とも言える。
だからこそ、整備されず、専門家が苦手としている要素になってしまい、情報や支援を必要とする人に届けることができないだけでなく、困っている人が行動を起こす「きっかけ」を失ってしまうことにもつながる。

相談支援、対人援助、環境整備、コーディネート、法律・制度整備等…
ソーシャルワークには様々な要素がある。
ただ、これらはすべて福祉・支援を必要としている人の「自分の状況を変えたい」という行動のきっかけにならなければ意味がない。
「きっかけ」はソーシャルワークの大部分の要素と、必要としている人をつなげる「コネクト」と言える。
この「きっかけ」に力をいれるソーシャルワーカーがいたって不思議ではないと思う!!

数年悩んで自分なりのソーシャルワークが「きっかけ」っていうのもなんか自分らしいなと思う。
「きっかけ」なんて言葉は当たり前のように使っているはずなのに、そこに至るまで数年かかっているのが不器用な自分らしい。


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