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和音の概念を知った小学校低学年時代の話

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ひとまずお知らせですが、ただいま今月15日に配信予定の動画「THE DUO #9」の編集を進めております。



ゲストの方と茨木で二人での演奏(今回はサポートのピアニストと合わせて3人での演奏)と、トークを収録してお届けするという企画です。



今は演奏部分の編集をしていますが、色んな意味で変な組み合わせのアンサンブルにも関わらず、良い感じにまとまってきました。

僕の曲と、僕のアレンジものによるプログラムですがこうやってメンバーや楽器が変わることでもはや全然自分の曲じゃないくらい変化していくのが面白いですね。


良い曲書けてる風になっていて嬉しいので是非皆様ご覧ください。

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15日公開予定、本編は有料となりますが誰でも見られる予告編も同時期に公開予定です。


▼ご視聴方法はこんな感じ
https://ameblo.jp/baibaiba/entry-12668802242.html



有料のメンバーシップに登録して見ていただくというシステムですが、登録していただくと現在公開中のすべてのメンバー限定動画をご視聴いただくことができます。


▼全てのメンバー限定動画の再生リストはこちら
https://youtube.com/playlist?list=PLLcpj9NVOOfHVkn76yI_kAK457iPyWe6v



最近のもので言うと、長野でゲスト演奏させていただいた30分のステージをそのまま公開させていただいたりもしています。

▼【有料】oc茨木智博・pf森悠也 長野でゲスト演奏
https://youtu.be/yceTNmvQ6ts





さて、昨日はYouTubeでやっているラジオの収録をしてきました。


11月配信分ですね。今回もとても面白い内容になっていますので是非聞いていただきたいのですが、内容についてはまた近づいてきたらお話したいと思います。


今まで配信したラジオも再生リストでまとめてありますので、是非まだ聞いたことが無い回がある方は聞いてみてください。


▼第1回~12回
https://youtube.com/playlist?list=PLLcpj9NVOOfHhNG9n-OIltk414Km-VvI9


▼第13回以降
https://youtube.com/playlist?list=PLLcpj9NVOOfGlpw7hWCLIUlCabyGjc50_



例えば第一回だとだいたい8か月前に喋った内容なのですが、基本的にはどのタイミングで聞いていただいても問題ない内容になっていますので、時期がずれてるなとかも気にせず聞いてみてもらえればと思います。


たまに告知っぽい内容とか、今こんなことやってますとかは現状と違ったりしますけどね。でもそういうのも残っていくのも面白いなと思っています。



例えばこの回では僕の話をけっこうさせてもらったのですが、


▼#4【前編】「ぼくと音楽の出会い」いばみのラジオ -あの丘を越えたら-
https://youtu.be/pB6H37eAvk8



あまり普段の簡単な自己紹介では話しきれ無いような所まで出てきます。



僕の小学生時代は、ピアノを習ったりしていない完全に音楽素人の少年だったわけですが、その中でなんとなく「和音」という概念を見つけた時期があったんですね。



それまでは楽器というものは単旋律(メロディ)を演奏することしか知らなかったのですが、「ドミソ」みたいに音を重ねると、急に本格的な音楽に聞こえたのです。



ここで言う本格的は当時の僕にとってです。


なんとなく、学校の先生が伴奏として弾いているのがこういう類のものなんだなっていうことがわかったような覚えがあります。



音楽の三大要素と言われるものが「メロディ」「ハーモニー」「リズム」なのですが、この「メロディ」と「ハーモニー」の組み合わせの面白さを、手探りで発見していたような状態ですね。



でも本当に知識がゼロなので、「ドミソ」を発見しただけでも大発明のような気分だったのですが、他の和音が見つけられないんです。


なんとなくわかったのはピアノの鍵盤で隣の音を弾くと和音っぽくなくて、「ドミソ」のように一つ飛ばしで合わせるとそれっぽくなるという事。
(厳密には全部「和音」なのですが、感覚としてきれいかどうかという意味で。)



でもとりあえず発見した「ドミソ」にメロディを乗っけようとして、「チューリップ」を弾きながら左手でずっと「ドミソ」を連打するということをやっていました。




僕の様にピアノが弾けない人は是非試してみてください。



そうすると最初はなんとなく合うんですね。伴奏が弾けている気分になる。



でも途中でなんか違うなっていう瞬間が訪れるんです。


でも選択肢を持っていないのでとりあえず「ドミソ」のまま突き進んでみる。



途中でまた違和感。



でも違和感を無視して先に進むとまた合っている感じがして、曲の終わりも合ってる感じがします。




もちろんそこで色々な和音の組み合わせを試してみたんですが、おそらくこの時は「これならしっくりくる」っていう正解に辿り着けなかったんじゃないかな。



難しい言葉で言うと、この時僕が発見できなかったのが「サブドミナント」と「ドミナント」という機能を持つ和音なのですが、




当時の僕にはこれを説明する単語が一つもなかったものの、感覚では「こういう音が欲しい」というのを感じていました。



チューリップの「どの花見ても」という部分の「見て(音名:ララ)」の部分が、「ドミソ」のままでも合っているような気がするんだけど、でもちょっと違う気もしていて、もっと広がりのある音になるんじゃないかなあと感じていたんですね。



その時欲しかった音がサブドミナントなのです。




ここで「ファラド」を使えば良かったんだとか、「ソシレ」のあとに「ドミソ」が来るんだとか、この時見つけられなかった答えがわかるようになったのはそこから数年後の事だと思うのですが、



この経験があったからなんとなく僕は和音にそれぞれ性格があるんだなって、自然と立体的に捉えられてたような気がします。



もちろん今となってはかなり初歩的なことですけどね。


それを感じていたから、後に知識として「ドミナント」とか難しそうな単語を知った時にもスムーズに「あれの事か」と受け入れることができました。



他のみんなはどうやってこの感覚を知ったのかなって想像すると不思議というか面白いですね。


僕の様に経験→知識の順序の人もいるだろうし、逆の人もいるだろうし、意識しなくてもなんとなく理解してた人もいれば、ある日急に衝撃を受けた人もいるかもしれないし。




ていうかそもそもちょっと音ずらしただけで「和音の性格が変わる」とか、それ自体が良く考えると不思議過ぎじゃん、みたいな話はラジオでもしました。



というわけで音楽的だったり哲学的だったりゆるい日常だったりを喋っているラジオも是非聴いてみてください。


ちゃんと聞き返さないと覚えてないけどこの中に出てくる話も近いかな。

▼#3【前編】「ドとミとソ まぜたらきれい」いばみのラジオ -あの丘を越えたら-
https://youtu.be/Wu3ksv8oEfA 









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