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7.ロンドンデリー・エア(アイルランド民謡) 12/22リサイタルのプログラムについて

12/22茨木智博オカリナ&トランペットリサイタルでの演奏曲について!

 
 
 
今回は7曲目、休憩を挟んで後半1曲目についてご紹介していきたいと思います。
 
ここからはPAを使っての演奏、またサウンドがガラリと変わることでしょう。
 
▼この記事は声のブログでも配信しています。いよいよ余裕もなくなってきたので声の方がちょっと詳し目な内容になっています。


  
 
 
今回のプログラム、全体的に目新しいものっていうわけではないんですよね。
 
もちろんほとんどのお客様からしたら知らんがなっていう話だとは思いますが、自分の中では「去年やったあの企画から」とか「昔よく演奏したこれ」とか、そんな感じのものが並んでいます。
 
 
でもせっかくなら新鮮な要素ももうちょっと入れていきたいと思って、この曲はまだあまり人前でやったことのない形での演奏を試みたいと思います。
 
 
といっても、別に特別な事をするわけでもないし、曲自体は色んな形で演奏してきていますけどね。
 
 
 
また思い出話になってしまうのですが、トランペットで大学に入る前の浪人時代の夏、浜松でやっている国際管楽器アカデミー&フェスティバルという、世界中から集まった一流プレイヤーのレッスンを受けたり見学したりという合宿のようなイベントに参加しておりました。
 
 
僕が数日間レッスンしていただいたのは当時ニューヨークフィルにいたロバート・サリバン先生です。
 
 
この方のレッスンやご自身の演奏というのが僕にとってはけっこう新鮮で、一言で言うとすごく音楽的なアプローチだったんです。
 
 
今思うと当たり前のようなことなのですが、当時オーケストラ奏者に対してとか、アメリカの奏者に対して思っていたイメージとは良い意味でちょっと違っていて、
 
 
凝り固まっていた僕の頭もちょっと柔軟になれたような感じがしたんですよね。
 
 
技術的な事や、スタイル的なことを軽視しているわけではないのです。でもまず音楽には「歌」があって、そこからアプローチしていくことで技術的な事もうまくいくよね、っていう流れを実感することができた時間でした。
 
 
そんなイベントの最後のミーティング的な時間でサリバン先生がアカペラで「ロンドンデリー・エア」を演奏してくれたのですが、たった1分ちょいの演奏でその場にいた受講生みんながめちゃくちゃ感動していたんです。
 
 
楽器で歌うってこういうことなんだな、っていう演奏でした。
 
 
 
というわけでそんな憧れがあり、後半のスタートをどうしようか考えていたときに出てきたメロディがこれでした。
 
 
▼一度動画ではこんな感じで演奏したりしています。

 
 
 
前半も後半も緊張する曲からスタートするよなあ、と我ながらプレッシャーを勝手に浴びているのですが、客観的にどんな感じで始まって欲しいかイメージするとそうなっちゃうんですよね…
 
今、緊張する前提で練習しています。
 
 
 
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