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笛の音の中にある「空気」の割合①


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まずはお知らせ!



クリスマスの気配が近づいてきました。

来月は生配信でクリスマスを味わいたいと思います。ギターの志野文音さんをお迎えして「茨木智博がオカリナを吹きまくる夜」という企画をお届けします。クリスマスソングを中心に、それ以外の曲も含めて2時間ほど吹きまくる企画です。


1,190円でどなたでもお気軽に見ることができますので是非よろしくお願いいたします。
YouTubeのメンバーシップ限定配信にてお届けします。こちらから登録していただくと当日ご視聴いただけて、登録期間中はアーカイブも何度でも見ることができます。

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もう一つお知らせ。最近更新できていませんが、オカリナ用楽譜販売シリーズの動画もちょいちょい売れているようです。


近々もう一曲更新しようとしているのですが、需要がありそうならなるべくこういうのも作っていきたいと思います。楽譜はすでに沢山あるので商品化してしまえばいいだけなので…

こちらの再生リストでご興味ある方は是非チェックしてみてください。


▼「楽譜販売」に関連する動画のリスト
https://youtube.com/playlist?list=PLLcpj9NVOOfFudd4spFDr49jyBJtwEhlm





さて、自分の演奏を聴いていて、なんとなく今日はこれについて書いてみようと思ったテーマがあります。


笛の音色と空気の割合について



というのかな。あまりちゃんと言語化したことのない話題なのですが、頭の中、耳の中ではずっと昔からかなり明確に捉えていることだったりもします。



なのであまりうまく説明できないのですが、空気と書いたけど「風の音」とか「息の音」っていう表現でも良いかもしれない。


例えばいかにも日本っぽい雰囲気の尺八の音をイメージしていただくと、かなり空気の音が多いような印象があると思うんです。


もちろんそれも込みで「尺八の音」として認識していると思うのですが、物理的に細かくわけると、尺八があることによって発生する「笛の音」がまず存在します。空気の渦が管の中で発生して、なんやかんやあってなぜか空気が音に変わって「ピー」「ポー」のような音になる部分ですね。

その「元の音」の部分にプラスして、音になりきらなかった、ただ空気がぶつかっているような音も聞こえていて、この二つが合わさったものが「尺八の音」として我々が聴いているものなんじゃないかなと思います。



尺八のことは何もわからずに書いていますが、ケーナもそうだしフルートもそうなんですね。
ただし空気の割合が変わってきます。



そして尺八であってもフルートであっても、意図的にその空気の割合を変えることは可能と言えば可能で、(もちろんそれぞれの標準的な音が出しやすい設計になっているのですが)尺八みたいに空気を沢山混ぜたフルートの演奏もできるし、フルートの様な音色で尺八を吹くことができる人もいると思います。



僕はどれも吹けないですが。



楽器の設計+文化としてその楽器に求められる音色の方向性とかも含めてその辺のバランスが決まっていくんですね。



それを踏まえた上で、もちろん個性というものが人の数ほどあるのでフルートの音と一口に言っても奏者によって音色が違ってきます。




で、やっと僕がまともに演奏できる唯一の笛、オカリナの場合の話ですが

色んな笛の中でも空気の音をあまり感じないという性格の楽器だと思います。


このあたりの音色の話で倍音構造がどうっていうのもよく出てくるのですが、今はあえて空気の音に注目してみたいと思います。


壺状であるという、管楽器の中でも珍しい形状とリコーダーのように誰でも音が出る設計という、二つの特徴を併せ持っている結果、そんな特徴の楽器になっています。


片方だけの楽器は他にもあるんですけどね。

壺状の楽器で言うと中国のシュンという楽器とか。

ビール瓶とかペットボトルでふくろうの鳴き声のような音を出すことができますが、あれもそうです。

でもこれらは音を出すときの仕組みはフルート的な、自分で空気の割合を変えられるタイプなんですね。



一方リコーダーやホイッスルなど、息の通り道がある程度決まっていて誰でも息を入れれば音が鳴るタイプの音は、やはりフルート系に比べて空気量の少ない丸い音が出やすいのですが、形はまっすぐで管の出口もあるので空気が抜けていくような構造になっています。



とことん「丸い音」が出る条件が揃ったのがオカリナという楽器なんですね。




そんな特徴を持つオカリナ。もちろんこれはオカリナの個性であり武器だと思っているのですが、その上でオカリナの中にも個体差が色々あるし、演奏の中でこの特徴をどう捉えるか、というのが色々あります。



ここまでが前置きなのですが、長くなるので今日はこの辺にしておきます。多分明日続き書きまーす。











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