音楽の仕事をもらうには、を考えていた頃
音大時代の2年生の頃くらいから、憧れていた「音楽で仕事をする」ということを実現するために色々動き出しました。
最初はどうやったら仕事がくるかな、もらえるかな、という視点で考えていたと思います。
誰かがやっていた仕事を引き継いだり、一時的に代わりで入ったりという既存の仕事のチャンスが回ってくるパターンが多いと思うのですが、自分より実力がある人はいっぱいいるし、かわいがられている人もいるし、その競争の中では勝つことができないんですね。
すでに世の中にあるポジションをさらに塗り替えながら、例えば○○オーケストラの首席奏者とか、○○コンクールの1位をとったソリストとかそういう世界で戦っている人は本当にすごいと思うし、常に第一線にいる緊張感で勝負するのは今も憧れます。
僕もちゃんと勝負してちゃんと負けてきました。
そこで既存の仕事を勝ち取るだけじゃなくて、自分がやれること、やりたいことを仕事にするという方向にも動くようになりました。
そんな道中でオカリナという楽器にも出会いました。
そこからは世の中に存在しなかった仕事を作る日々が始まったのかもしれません。
もちろん先輩方がひいてくれたレールの上で助けられていることは山ほどあるのですが、だんだんと自分じゃなきゃ成立しない仕事ができるようになったし、そういう自分の存在で他の誰かが新しい仕事を「思いついてくれる」という状況も少しだけど作れているのかなと思います。
ちゃんと考えている風に書いてる感じになってますが、行き当たりばったりでやってきただけでまだまだ全然自分の思うような形にはなってないですけどね。
★今度の日曜日は茨木智博が全曲オリジナル作品で挑むライブ。
12/3(日)13:00~ @六本木サテンドールにて
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