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R5第1回オンライン交流会を開催しました

R5第1回オンライン交流会が終了しました。(5月31日(水)19時半~21時開催)
茨城県内各地の日本語ボランティアなど地域日本語教育関係の方9名、大阪府の方2名と、INVN運営メンバー3名、計14名が参加しました。

今回は、新しい参加者の方が何名かいらっしゃいました。最初にお一人ずつ、所属とお名前などを一言ずつ言っていただきました。

その後、参加者の方からご提案のあった「外国人保護者向けやさしい日本語」、「日本語能力試験(以下JLPT)対策とニーズ対応」、「外国ルーツの子ども支援」「教材」という4つのテーマについて、前半・後半2テーマずつのブレイクアウトルームを作りました。前半25分、後半25分で、ルーム間を自由に行き来できる形で進めました。
「外国人保護者向けやさしい日本語」の部屋では参加者のお一人がパワーポイントでご自身の活動を報告され、その後、質疑応答や、他地域での事例の紹介など、情報交換がありました。
「JLPT対策とニーズ対応」の部屋では、JLPTを受験したい外国人参加者への対応について、皆さんのご経験や使用教材などを共有しました。
「外国ルーツの子ども支援」の部屋では、参加者の方がかかわる子ども向けイベントや、ママパパと子どものイベントなどの、実施の方法、内容などの情報交換がありました。
「教材」の部屋では、前半が「JLPT対策」だけで終わってしまったので、引き続き前半の「ニーズ対応」の話題と、皆さんが使用している教材について共有しました。「ニーズ対応」の話題では、ある教室では就労者が多いためJLPT対策などのニーズが多く、別の教室では長期滞在の生活者の方が多いためJLPT受験のような明確なニーズがない等、教室によって参加する外国人の方の属性が異なることで、ニーズも異なることが分かりました。
最後に全体で話した際には、日本語ボランティアをするために、ボランティア養成講座を受ける必要があるか、というお話になりました。皆さんからの情報では、自治体によっては、養成講座受講を日本語ボランティアの条件にするところもありますが、任意団体が教室を開く場合は、そのような条件なく、ボランティアをされることもあるようです。

参加者アンケートからは、初めて参加された方のお話をもっと聞きたかった、自分が参加しなかったグループの話も聞きたかった、全体でお話を聞きたいなど、交流に意義を感じてくださっているからこそ、もっといろんな話を聞きたい、という要望が複数ありました。皆さんのご期待に沿えるように、会の運営をさらに工夫をしていきたいと思います。

さて次回、令和5年度第2回は、3か月後の、2023年8月29日(火)19:30~21:00に開催します。
以下の申し込みフォームから申し込んでください。

次回も皆さんからテーマを募集しますので、テーマを思いついたら、書いて申し込んでください。もちろん、聞いているだけの参加でも構いません。
皆さんのご参加をお待ちしています。

(飯)(山)