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子どもたちに、たくさんの『引き出し』と、とびきりの『ユーモア』を!!Vol.1
今、高萩市では「キャンプ」や「グランピング」はもちろんのこと、「ブッシュクラフト」や「車中泊」も楽しめるアウトドアスポットが増えており、家族連れなどで賑わいをみせています!
そんな高萩市に、最新のアニソンやV-Tuberの曲を歌いこなし、高速マイムマイムを披露する、そして、13もの野外活動の資格を持ったアウトドアのスペシャリストが、市の地域おこし協力隊員として着任していることをご存じでしょうか??
今回は、市の地域おこし協力隊として「ブッシュ&レイクinはぎビレッジ」と「たかはぎキャンピングパーク」の運営に携わりながら、「自然体験発掘所ハートキッズプロジェクト」代表を務める 小西 政幸(こにし まさゆき)さんに、自身のアウトドアの知識や経験を子どもたちに伝えたいと思った背景と活動への想いやブッシュクラフトの魅力について取材しました。
これから、3回に渡ってお伝えしていきます。
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Vol.1 きっかけは東日本大震災。子どもに自分のすべてを伝えたいと思った。
小西さんが、地域おこし協力隊員として高萩市に着任したのは、2022年3月のこと。それまでは、地元である東京都板橋区を中心に「自然体験発掘所ハートキッズプロジェクト」を立ち上げ、指導員「まーくん」として、小学校の移動教室や野外活動をサポートしてきました。
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小西さんの活動への原動力は、幼少期からの体験によって培われたそう。
「近所の空き地に穴を掘って、秘密基地を作ったりしていました。ヒーローに憧れていたんです。恥ずかしがり屋だったけれど、やりたがりでした。」
高校生の時には、ふっと思い立ち、地元 板橋区から富士山まで自転車で旅に出たこともあるという小西さん。かかった時間は、なんと11時間。子どもの頃から、行動力はずば抜けていたようです。
そんな小西さんが、子どもたちに自分の持っている知識や経験のすべてを伝えたいと思ったのは、東日本大震災がきっかけだったと言います。
「ちょうど地震があったタイミングに、当時、年長だった娘が、卒園遠足で浅草の水上バスに乗っていました。その時は、とにかくどうか娘が無事でいて欲しいと、仕事も手につきませんでした。それから、自分の持っている知識や体験はすべて娘に伝えたいと思ったんです。」
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