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にじ甲同接まさかの大幅減少についての考察

にじさんじ甲子園とは?

Vtuber 界の夏の一大イベントと言えば、そう、にじさんじ甲子園である。

にじさんじ甲子園を滅茶苦茶簡単に説明すると、にじさんじライバーから選ばれた代表がパワプロ栄冠ナインの監督となり、選手を育成して対戦するというものだ。尚、驚くべきことに対戦はピッチャー交代等一部の操作を除いて全てCPUのオート操作で行われる。基本的にただ試合の進行を眺めるだけである。

大会期間は選手の育成期間を含め1ヶ月程度あるのだが、この期間だけはにじさんじの配信に異常な人が集まり、あのホロライブのうさぎや巫女ですら蹴散らされてしまう程だ。そして大会決勝戦ともなれば 20 万を優に超える同接を叩き出す、正真正銘 Vtuber 界最大規模のイベントである。

にじさんじだ、道をあけろ。

にじさんじ甲子園ドラフト同接

甲子園はドラフトからスタートなる。そして、今年のドラフトの同接はなんと驚異の 20万越え。昨年の 16万を大幅に上回る絶好調のスタートとなった。そして Vtuber ファンなら肌で感じていると思うが、昨年からこの1年、 Vtuber は様々な企業案件に引っ張りだことなり、社会的認知度は上昇し続けている。Anycolor も、カバーも株式上場を果たした。そんな今波に乗る Vtuber 界の最大のイベントである。

決勝戦は一体どれだけ同接が伸びるのか、期待が高まることとなる。

にじさんじ甲子園決勝戦同接

そして決勝の数字が・・・25万・・・!?嘘・・・だろ・・・?

にじ甲2023


おい、なんだよこれ・・・去年の32万より減ってるじゃねぇか。
しかも多少減ったってレベルじゃない。2割以上の大幅減少である。
Vtuber 人気って思ったほど広がってなかったのか…?そんな暗雲が立ち込めた。

同接の大幅減少はなぜ起きたのか?

要因は複数あるだろうが、私が最も影響を与えたと考えるのは葛葉の有無と考えている。甲子園決勝のカードがこちら。カッコ内は登録者数である。

2022年  リゼ ( 68万) vs 葛葉 (138万)  ※ 2022年当時
2023年  社築 ( 76万 ) vs 椎名 ( 70万)

葛葉は他の金盾未満のメンバーに比較し約2倍の登録者数を持っている。また、普段の通常配信の同接は圧倒的であり、にじさんじで最も数字を持っているライバーである。 APEX 大会やスト鯖にも積極的に参加しており、顔が広い。 配信者としての格が違うのである。

尚、ネット上で意見を見ると椎名のチーム (葛葉大谷 ) の投手力が圧倒的過ぎて試合がつまらなくなったため、という意見が散見されたが、私はそこまで大きなデバフにはなっていなかったと考える。

決勝戦こそ一方的な試合展開になったものの、Bリーグの試合ではかなり接戦を演じており、むしろ好ゲームだった。決して葛葉大谷が無双して楽々勝てるというものではなかったのである。

結論

以上からにじ甲2023 の数字が出なかった理由について、私の結論としては今年は葛葉が決勝に居なかった! である。

おまけ
個人的には新人の五十嵐が起用されて良かったな。野球好きキャラとしてのアイデンティティが保たれた。


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