宇宙には夢がつまっています

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
前回書いた稽古場日誌を読んでくださった方はお久しぶりです。
西尾です。

とりあえずひとこと叫ぼうかな

全休気持ち〜

本当に46単位、CAP制ギリギリ取っているとは思えない生活。水曜午前休、金曜全休。いいですね。この生活。来年もこれくらいがいいな。
夜に寝れない(大学入ってから寝れなくなった、寝たくても寝れない)性分、朝が段々と苦手になりつつあります。一応起きられはするのですが、どうしても対面授業に行きたくなくてよく遅刻しています。ごめんなさい。専属で私を対面授業に連れていく人を雇いたいくらい。

さて、前回あんだけ書いといてまた書くのかよ〜と思ったそこのあなた。2回書くことを決めたのは私じゃないんです。SNS係なんです。いや、まぁ私もSNS係なんですけど、稽古場日誌担当じゃないです。
お前の文章2回も読みたくねぇよ!帰れ!って人はお帰りくださいませ。また明日以降、他の人が書く稽古場日誌を読みにきてください。
読んでくださるそこのあなた。今回は演劇と全く関係ないことを書きます。前回演劇に関すること書いて書ききってしまった感じがするので今回は別の話題です。よろしくお願いします。

さて、ここから主題です。今回演じさせていただく母・日野恵美は国語教師でかつ天体観測を趣味としています。
ここで私は思い出しました。私は社会の教職課程を履修しており、かつ星空観察を趣味としています。シンパシー、感じてしまいました。
私は星空観察を趣味とは言っていますが、宇宙に関しては天文学ではなくどちらかと言うと宇宙物理学をメインとして趣味にしています。ですので、より一層、日野恵美にシンパシーを感じました。ちなみに宇宙物理学では、宇宙がビックバンを原始として始まる前には何があったのか、「無」があった(何も無かった、ゼロから生まれた)のか「宇宙」が広がっていたものが収縮してビックバンが起こった(現宇宙にある星が超新星爆発を起こしまた新たな星をつくるような現象があった)のか、ということや、ブラックホールに関する様々な理論に関して勉強をしています。これらは完全に趣味です。なにせ私は人文社会科学部に所属していますので、趣味として宇宙の勉強、本当の勉強は社会学・政治学系となっています。
それはさておき、日野家母は天体観測が趣味だということは、毎日星空を見上げながら「今日もオリオン座のベテルギウスが綺麗だな」とか思っているのかな、と思いを馳せるとワクワクして仕方がありません。ただの星空観察であれば、「今日もオリオン座が見える、綺麗だな」で終わるんです。そこをあえて「天体観測」と言うくらいですから、何十万円もする大きな望遠鏡を持っていて、何もなくてもただひたすら覗く、なんてこともあると思います。大きな望遠鏡、いつかはほしいですね。
あ、注意書きを忘れていました。

宇宙好きは変人です

はい。全員が全員そうか、と言われればわかりませんが、これまで見てきた宇宙が好きな人、宇宙が好きで職業にまでしたような人に変人でない人はいませんでした。まぁこの文章を読んでいればひしひしと感じてくることでしょう。
だから、国語教師の裏は変人なのか…と思うと面白くてたまりません。きっと現代文の読み解きをする時、情景描写の、しかも月や星に関する情景描写に力を入れていたと思います。山月記を読む時なんて、作品名に「月」とあるため大喜びで授業が始まったことでしょう。山月記を出したのはただの私の好きな作品です。
余談ですが、宇宙に関する用語が入っているとテンションが上がるのは私によくある現象です。趣味としてフリーBGMをよく聴いているのですが、個人的に好きなメロディのBGMや演劇で使えそうなBGMを保存している他に、「宇宙」や「星」といった単語が曲名に入っている曲は全て保存しています。

オリオン座で思い出しました。私、オリオン座で時の流れを感じています。
どういうことかというと、星座というのは季節によって時間帯は同じでも出ている位置が違います。オリオン座は誰でも知っていますし、見上げればすぐに見つかります。
私は昔から習い事や親の仕事終わってからの迎えに来てくれる時間の関係で、夜遅くに帰ることが多い生活でした。そして今もバイトの関係で夜遅くに帰っています。
そうした時に外に出たらすることはなんでしょうか。

そうです、星空観察です。

夜空は月が満ち欠けするだけが全てではありません。地球は自転し公転しています。日食や月食が毎年綺麗に起こらないことからわかるように、天文現象は全く同じようには起こらないんです。だからこそ、星座も同じには動かないため、出ている位置の違いによって、時の流れを感じることができる、というわけです。
むしろ、星座は月を見ているより面白い節はあります。
なにせ月はいつも表しか見せてくれないんですから。いや、自転周期と公転周期がたまたま同じだという神秘的で不思議な現象をふまえた上でそうなのだから仕方ないことではありますけど。「星空観察」という面については月を見るよりその日、その時、どこにどんな星座があったか見てみるだけでもとても楽しいですよ。
もし星空観察をしていて星座よりも月に目がいった人はぜひ形成論などに手を出してみてください。面白いですよ。月はどのようにできたのか。双子説、他人説、親子説、ジャイアント・インパクト説。月だけでもこんなに論じられているんです。面白いでしょう?
宇宙はまだまだ分からないことだらけです。
だからこそ面白い。
わからないからワクワクする。
手を伸ばしてみたくなる。
もっと知りたいと思う。
そんな面白いことがあるんです。
宇宙って面白い。宇宙ってすごい。
これだからやめられません。

宇宙に無理して興味を持たなくていいです。
でも、1日に1回、1週間に1回、1ヶ月に1回でもいいです。夜空を見上げてみませんか。
何かあなたに与えるものがあるかもしれません。

宇宙についてはここまでです。
今回の冬公演を見るにおいて何の必要もない情報でした。
私にとっては少しばかりのキャラクターの掘り下げでした。
キャラクターについて深く考えないと、人に対して執着のない私には人のことを考える余地がありません。だからこそ今回このような形で掘り下げをしました。
まぁ、宇宙への興味を持ってもらおうという考えもなくはないです。
ただ最近こういった話をできていなかったので、共有できたらいいな〜程度で書かせていただきました。

以上、長い話をダラダラと書きました。
ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
またどこかで、冬公演で、お会いしましょう。
西尾でした。


2022年冬公演「サカシマ」は終演いたしました。ご覧いただいた皆様、誠にありがとうございました。

以下、公演情報です。

茨城大学演劇研究会2022年冬公演
『サカシマ』
脚本 斜田 章大
演出 山下 航輝

〈あらすじ〉
地上まで残り、百メートル。

日野陽毬は今、落下している。
姉が飛び降りたビルの屋上から、地面の底へ。

残り寿命は約五秒。
この物語はその五秒間に見た走馬燈の話。

落ちる、落ちる、サカサマに、サカシマに。

〈出演者〉
橋本 萌果
畠山 悠衣
西野 准平
立花 樹
齋藤 楓菜
金澤 勇翔
西尾 愛菜

〈日時〉
12月17日(土) 11:00~/15:00~
18日(日) 11:00~/15:00~
(20分前開場、全席自由席)

〈会場〉
茨城大学水戸キャンパス構内
サークル棟2階共用練習室1

〈料金〉
一般700円
大学生以下500円

〈お問い合せ・チケット取り扱い〉
メール ibadai.enken@gmail.com
Twitter @enken_i
予約フォーム https://forms.gle/1p2aV6rqhNQnyyNP7
または、各劇団員まで。

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