火付け役

 みなさんこんばんは、演研22の齋藤です。
 皆様、茨苑祭楽しんでいただけましたでしょうか? 今回私は『三日月を編む』は演出を務め、『肩を痛めたピッチャー』マネージャー役をいただきました。正直今日が担当だということを忘れており時間もないのですが、それぞれのお話をば……。(更新される頃には日付が変わっていることでしょう)

 まず『三日月を編む』について。
 めちゃめちゃ楽しかった~~!!!! この脚本は見つけたときから「絶対やりたい!!」と思っていて、性癖全部詰め込ませていただきました。1年生2人がしっかりついてきてくれました、本当にありがとう……。
 まず夜(よる)。夜役の溝渕ちゃん、期待通りめちゃめちゃ夜でした。表情も声も佇まいも全部イメージ通りでした。言葉にできないふわふわした演出イメージも、この子ならできる! と信頼してお願いできる、私の演出プランを引っ張って具体的に固めてくれる心強い存在でした。
 次に月(るな)。霞ちゃんに任せて大正解でした!! 月のあの雰囲気は霞ちゃんにしか出せない、誰も勝てないです。最初は腹式呼吸や滑舌が大丈夫かな……? と心配していたのですが、少し教えただけでものすごくできるようになって……最初は硬かった表情も、稽古のたびにどんどんよくなって感動しました。君の初舞台の演出ができて本当によかった!! 君を発掘したのは私だよ(ドヤ)2人とも本当によく頑張ったね……ありがとう!!!!
 余談ですが、OBの方が見に来てくれた時に、月が舞台上に傘を置いてハケるシーンで、ちょうど見ていた位置から傘が三日月の形に見えていたそうです。本番日の奇跡。
 
 次に『肩を痛めたピッチャー』について。
ああ見えてマネージャー、実はめちゃめちゃ難しかったです。LINEの個チャでああでもないこうでもないと数十分議論したのが懐かしいね。でもその分完成度が高い役ができたと思います。マネージャーはラスト数分に出てくるだけだったのですが、それでもめちゃめちゃ印象に残るキャラクターだったのではないでしょうか。
 演研内での発表会のとき、登場して会場がざわついたのを感じてものすごく嬉しかったのを覚えています。本番も「かわいい……」と客席から聞こえてきて心の中でガッツポーズしました。自分でもかわいいなぁと思ってしまうほどいいマネージャーちゃんができました。演出のおかげです、ありがとう。

 ところでタイトルの「火付け役」ですが、三日月の作中で月が食べたいと言った雪見だいふくのプチブームが演研内で広がっています。三日月の3人も含め現在8人観測中! 振り返り日誌感ゼロですが、いいタイトルが思いつかなかったので……。

 宣言通り日付が変わってしまいました。隣でweb係さんがちょい怒り気味なのでそろそろ終わりにします!! 許して。

 12月の冬公演『鎖骨に天使が眠っている』の準備も着々と進んでいます。出演させていただきますので、ぜひぜひお越しください!!
 ではまた、次回の稽古場日誌で。

 以下、公演情報です。

〈公演情報〉
茨城大学演劇研究会2023年度冬公演
『鎖骨に天使が眠っている』

〈脚本〉ピンク地底人3号
〈演出〉中野樹
〈キャスト〉古川慈温 西野准平 千葉萌 吉井将真 齋藤楓菜 中川結菜 益子あまね 二瓶慧

〈日時〉
12月16日(土) 11:00~ / 15:00~
12月17日(日) 11:00~ / 15:00~

〈会場〉
茨城大学水戸キャンパスサークル棟2F
共用練習室1

〈チケット料金〉
一般 800円
大学生以下 500円

〈チケット取り扱い・お問合せ〉
メール ibadai.enken@gmail.com
X(旧Twitter) @ibdienken
Instagram https://instagram.com/ibadai.enken?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
または各劇団員まで。
HP ibadaienken.wixsite.com/mainpage

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