I wanna be a ...

こんにちは。演研22の立花樹です。毎日めちゃくちゃ寒いですね。冬なんて嫌いです。寒い日に雨なんて降った日にはもう何もやる気がなくなってしまいますね。将来は雨が少なくて年中温暖な場所に住みたい次第です。

さて、世間話はこの辺にして、私が今回考えたいのは

どうやったら主役になれるのか

という話です。

私はあまり舞台を見に行くことはないのですが、これまでに観てきた舞台上の役者さん達に強い憧れを抱き、自分も舞台上で輝いてみたかったので演劇研究会に入りました。
初心者ながら本公演である夏の「午前3時59分」奥田役、冬の「サカシマ」二兎泉水役でどちらにも出演させていただいていて、とても嬉しく思っています。。。。。が

主役をやってみたい!!!

という思いは未だに持ち続けています。私にとって、舞台上で一際格好良く見えたのは主役として演じている役者さんでした。やはり舞台の中心に立ち、舞台上に誰よりも長く立っているという点でどうしても主役に憧れてしまいます。もちろん、主役が一人でない場合や主役という概念がないような場合もありますが、それでも舞台上で1番存在感のある役をやりたいと思っています。茨苑祭では初めて主役をさせてもらい、緊張や責任感などは大きかったものの、やりきった時の達成感はひとしおでした。

しかしながら茨苑祭で行った脚本は30分弱ほどの脚本で内容はコントに近く、キャラクターが現実的な人物であったため、本公演で行うような物語調の脚本での主役をやりたいという気持ちは強まっています。

夏公演、冬公演を経て私が考えたのは、やはり表現力が重要だという事です。その中でも特に感情表現ですね。
主役やそれに準ずるキャラクターは大きく感情の振れるシーンが多いです。喜怒哀楽にも色々あり、笑いひとつとっても
含み笑い
薄ら笑い
せせら笑い
作り笑い
苦笑い
思い出し笑い
独り笑い
高笑い
馬鹿笑い
追従笑い
貰い笑い
誘い笑い
嘲笑いなどなど多くの種類があります。
また、普段しないような感情表現が必要になることもあります。表情、身体の動き、声、その感情になる理由付け、自然な感情の変化など意識することは多くあります。どんなキャラクターを演じるかは脚本を決めるまで分からないため、ひとつの感情を複数の表現で表すことを出来るようになることが、自分の希望する役を勝ち取る近道な気がします。

いつか主演を張れる時が来るように、表現力を身につけられるよう精進していきます。


2022年冬公演「サカシマ」は終演いたしました。ご覧いただいた皆様、誠にありがとうございました。

以下、公演情報です。

茨城大学演劇研究会2022年冬公演
『サカシマ』
脚本 斜田 章大
演出 山下 航輝

〈あらすじ〉
地上まで残り、百メートル。

日野陽毬は今、落下している。
姉が飛び降りたビルの屋上から、地面の底へ。

残り寿命は約五秒。
この物語はその五秒間に見た走馬燈の話。

落ちる、落ちる、サカサマに、サカシマに。

〈出演者〉
橋本 萌果
畠山 悠衣
西野 准平
立花 樹
齋藤 楓菜
金澤 勇翔
西尾 愛菜

〈日時〉
12月17日(土) 11:00~/15:00~
18日(日) 11:00~/15:00~
(20分前開場、全席自由席)

〈会場〉
茨城大学水戸キャンパス構内
サークル棟2階共用練習室1

〈料金〉
一般700円
大学生以下500円

〈お問い合せ・チケット取り扱い〉
メール ibadai.enken@gmail.com
Twitter @enken_i
または、各劇団員まで。

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