シャニマス感想【ふたり色 クレオール】トワコレ八宮めぐる
※ただの感想です!
※ネタバレ注意!!
23/10/31 誤字修正と追記!ありがとう有識者
シナリオタイトルが何を現わしてるのか全然分かんないよ~~~ドラえも~~~~ん
……ということで、賢い人が現れるのを待ちたい。
→割と有力な候補がきたので最後に追記してます
以下にシナリオのざっくりしたあらすじを載せます。ネタバレなので注意。
とはいえ、実は個人的にはネタバレを気にしないタイプです。実際の文章で読む、台詞を聞くのとあらすじを読むのじゃ、全然印象が違うので。
あらすじ
とりあえずパッと意味が掴みにくい出てきた言葉たちの意味
クレオール……元の意味は植民地出身者、移民の子、など。”違う生まれ”や差異を示していると思われる。違う言語同士が混ざり合う地域で発生する新語の意味も?
サウレ……(wiki調べなので多少心配はあるが、)バルト地方(リトアニア・ラトビア周辺)のバルト神話の太陽神。
これはリトアニア語のwikiを無理矢理訳したのですが
【「明るく、明るく、愛に満ちた太陽」と呼ばれています。女神、空の愛人、命の与え手。太陽が輝くと、悪霊や悪霊が現れることはほとんどありません。雪や氷を溶かし、樹木の霜を防ぎ、美しい人々を生み出します。彼女はすべての人を平等に愛し、すべての人を平等に啓発します。】
うわーーーーーめっちゃ、めぐる…………
今回の話に関して
まず、チエルアルコは鏡面を覗き込む、つまりは自分自身の内面との向き合いでしたが、今回は横並びの像になっています。
→それは、外から見た自分に求められている像、それに応えるということ、それは自分自身でもあり違うものでもある、という方向性もあり得そう。
そして、今回は「ふたり色」つまり対偶が一つのテーマでもあったのではないか?とも思います、まず
原作のサウレ ⇔ 絵本のサウレ
があり、それ以外にも見出そうと思えば、
上がるエレベータ ⇔ 下がるエレベータ、
登壇する ⇔ 辞退する、
暗い話が好きではないという本音 ⇔ 素敵な舞台だと思う気持ち、
そして、
いい子の自分 ⇔ 本音の自分
お節介を焼く ⇔ 焼かない
めぐるの我儘 ⇔ プロデューサーの我儘
なのかな~~~?と思います。
そして、この対偶、相反する二つの要素に常についてまわるのが後に強く出てくる「選択するということ」かなと。
めぐるの我儘
上で対偶として「めぐるの我儘⇔プロデューサーの我儘」を上げましたが、めぐるの我儘って?と思われるのが普通だと思います。めぐるはずっと、ずーーーーーっと、いい子だからです。私はそれがめぐるの我儘の一つだと思うんですよね。
今回の現場って、めぐるにとってはやりにくい現場だと思います。
それは決して悪いことを言われるとか環境が悪いとかではなくて、うまくやることに長けているめぐるを、けれども見通せる大人たちが多い現場という意味です。
実際、めぐるが天真爛漫に見えてとても慎重に気を使っていることを見透かしているようなシーンがいくつかあります。
プロデューサーに相談をしたりをしない、声をかけてくれた以上は頑張りたい、いい子でありたいというそれ自体がめぐるの我儘で、けれどもそれに対して無理をして欲しくないというのがシャニPの気持ちであり、そこから発せられたのが、
「めぐるが好きだと思った解釈で演じて欲しい」という我儘だった。……んじゃないかと。
思い出アピールのLv5は「莫レ言」れをレ点に見立ててあり、つまるところ「言うなかれ」いわないで、ですよね。それは、私の内面を言わないで。
また、下手なお節介を焼くべきか、迷うシャニPでもありました。それが冒頭のバラエティ音声→お前はどうしたい?に繋がる。
いろ いろ
trueタイトルは「色々」……二人で打ち上げという場で色々な選択の中で安い(まぁ最近は安くないけど)祭りを選ぶことであったり、屋台の色々なご飯に迷うめぐるであったり、あとは仕事で色々あったねという、選択肢の話ですが、同時に「いろ」【色って心で見てるんだね】という、チエルアルコの違った形のリフレインであるという匂わせでもありますよね。
けれども、分かりやすいリフレインではない。ちゃんと違う話ではあるんです。ここの感覚が中々文字にできなくてもどかしい。明日も仕事なので今回は諦めます……
気を取り直して、選択肢の話として、シャニPの内面描写があります。
めぐるのような存在が、この世も捨てたものじゃないと思えるんだと語る演出家との会話を思い出しながら、
『曇らせないためにしたことが/曇らせることがあるこの世界で』
『俺は』
『何を選べばいいのだろう』
そして最後にめぐるから投げかけられる、「プロデューサーはどれがいい?」というエンディングなんですが……
ここめっちゃめぐるライターの癖ィ~~~~~~~
で笑っちゃった(いい話だよ!!)
でもめぐる追ってると確かにめぐるシャニPみたいに、眩しさに網膜焼かれて視界白飛びするんだよな。君も眩しさに網膜を焼かれないか?
タイトルの意味は俺馬鹿だから全然分からない……、分かる人募集中です。
23/10/31 追記、有力候補が出たので追加します
その色の彩度は
有識者だ~~~~~~ということで調べてみました。
そもそもマンセル値が広告等の審査/指定に利用される日本工業規格(JIS)の値で、色を数字とローマ字で100に分類/明度を数値で分類/彩度を数値で分類とのこと。カラーチャートっぽいけどNってなんだろな~つってたら上記有識者が駆けつけてくれて助かった。
マンセル値の基本は「色相_明度/彩度」
ということでタイトルとぶつけてみよう。
一つ目「5Y 9/12」これはルール通り、とても分かりやすく色に出来る。
色相の5YはY、イエローの1~10までの丁度中間にあたる、ザ黄色である。
明度、明るさは9、黒に近づく1~白に近づく9.5なので、かなり明るい。
彩度、鮮やかさは12、こちらも数字が大きくなるほど明るく上限が14の為、かなり鮮やかだ。
次、「7.5Y」マンセル値的に言えば、オレンジ→黄色→黄緑と変化していく、黄色の7.5番……黄緑寄りの黄色である。
次、「N5」上記を参照すれば「無彩色」つまるところ色のない、明るさだけを示す数値になるが、5というのは丁度中間、つまりは「グレー」にあたる。
そして、「5Y X/X」色相は黄色であるが、明度と彩度が任意の数字Xになっている。
な~~~んとなくは見えてきた気がする。素直に受け取れば、一つ目のコミュは正に黄色と言った明るく鮮やかな色合い=普段のめぐるの印象かと思われる。
次の色相の変化は、思っていた役柄とは違うことに気づく、けれども黄色ではあるということの内包。
そして、作ったものじゃなくて本当の気持ちじゃなければならないと、難しいことに対面した時の明度は、先行きが完全には見通せない曇りを見せる。
ただし、さらにその次では、めぐるの色というのは固定されているが、明るさと鮮やかさは隠されている。それは我々にそれが委ねられているということだ。問題が解決したのだからより明るく鮮やかに、元の色に、とも捉えられるし、この時点で物語の緊張感が最も高まっており、鮮やかだけれども暗く曇っている、とも捉えられる。「色は心で見ているんだね」というチエルアルコでの一文を、どうしようもなく思い出す。
一つの色でも、明るさと鮮やかさで印象が大きく異なることをなぞらえたタイトルなのかもしれない。
そして、明文化されていない以上、これは邪推であるけれど、これらの色々な色は「めぐるが見ているのか」「シャニP(我々)が見ているのか」が明確ではない。
貴方はどっちだと思いますか? あぁ!!滅茶苦茶楽しい!!こういうのだよ!!どちらも答えになり得て、そしてきっとどちらも内包している答えのない問題をそっと投げかける物語が、好きだぁ~~~~~
という訳で追記でした、ありがとうアイドルマスターシャイニーカラーズ。シナリオが面白い。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?