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シャニマスやろうぜ! ~果たして「シャニマス初心者向けのオススメイベントシナリオ」を決めることは可能なのか?について~
序
皆さまシャニマス好きですか? 私はシャニマスが大好きです。
自分が好きなもので共に盛り上がることができる仲間、というのは得難いもので、あぁ誰か一緒に楽しめる相手はいないだろうか、と嘆いてしまう方もいることでしょう。そんな中、シャニマス興味あるよ、なんて知り合いが現れたとしたら……大事件です。
どうしよう、いったいどうやって薦めればいいんだろう、こいつは絶対に逃さずに確実に仕留めたい、そう慌てる気持ちを表面では見せないように抑えつつ、脳内はフル回転です。
なお、本当にそんな相談(シャニマスが好きそうな知り合いがいるのですが、どのシナリオイベントを薦めればいいでしょう?)を受けた、シャニマスコミュ読み定期会のチャット欄がこちらです。
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議会、紛糾。
あれはどうか、いやそれよりもこちら、いやそれは初手ではない、こっちは、かなり良いように思えるが長すぎる、むしろこれは、おいこら破壊者がいるぞ…………しばらくの間紛糾したチャット欄は、結局結論が出ずに終わりました。
つまるところ、初心者向けのオススメイベコミュ、超難題なのです。
個人的にこの問題に立ち向かってみた、そんなnoteとなっています。
先に結論を述べます
無理。
…………と一言で言い切るのは多少乱暴すぎるので解説いたします。
「薦める相手に合わせたカスタマイズが必要」 という結論に至りました。それはシナリオやコミュに限らずです。※後に言及します。
とはいえ、無理という結論だと少し寂しいため、私選・好きな方向性別オススメイベントシナリオを分類してみました。ご覧ください。
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……多すぎ!るのでそれぞれをアップにして、どういった分類をしたかの話をします。
前提
大前提としてそもそも「気になるシナリオがあるなら、周囲の意見を気にせずにまずそれに触れてみるべき」というのは絶対にブレません。
同じ理論で、「気になるキャラクタやユニットがいるならば、そのユニット(キャラクタ)のシナリオをざっと読んでみる」が正解かと思います、なのでこれから述べる私選外から読む・勧めるがあったってもちろん構わない、大正解です。
SHHisが初見向きじゃないとかルカの理解のためにはその前にSHHisを……などの、知っていれば知っているほど言ってしまいがちなものは、一旦忘れましょう。……もちろん、時系列に当時のプレイヤー(シャニP)と同じ順で読みたいから教えてくれ、などの希望があれば解説をする努力をしましょう!なんですけどね。重要なのは興味があることが何よりも一番ということです。
……でも、そんな当たり前のこと言われてもサァ!という意見も正論ですので、せめて私的なオススメを…………選べないほど好きなのが多い!!!!となったので、提供するのは「分類軸」ということです。
一応先に明言しますが、個人の好みでの選抜ではありますが、選抜の中に入っていないイベントシナリオも!!好きですからね!!
初心者向け・四門
初心者向け、という前提に立った際の興味の入り口としての物語をマッチングするにあたり、大きくは二分類そこから派生して四つの方向性を定めました。
〇まずは作品としての方向性などの「雰囲気」を掴みたい概要派
1・気になるアイドルを探す……どんな人がいるのかを全体見通したい。
2・シャニマスというゲームがどんな描き方をするのか……シャニマスの思想を端的に感じるようなもの。
〇概要は自然と知れる、最短ルートで一番濃いシナリオ派
3・兎角、踏み込みの強くシナリオとしての味が濃いもの……話の展開が劇的で強めの出来事が発生するシナリオ。
4・人間関係における感情が主軸となるもの……感情はデカければデカいほどいいとするカプ人間にぶつけたいもの。
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……あれがない、これがない、これは不適切、など言いたいことは多分沢山あるかと思いますが!私選なので!!私選なので!!!
完全初心者がこのnote見ることあるか……?は疑問なので、本当に基本的なこと、ユニット制度としてシナリオはユニットごとだよ、とか、ユニットの垣根を超えた283プロダクションとしての物語は通称越境コミュと呼ばれてますとかは大胆に省略(※希望があれば作ります)します。このnote、むしろ布教をしたいシャニマスコミュ勢向けだなこれ……。
少し解説をつけます。
まずはキャラ全体を知れる話ってないの?と思う人もいるんじゃないかと思います。現状で本当に全員が出演している(描かれる量には非常に差がありますが)のは特異点とか言われてる「PicNicBASKET」そして分量が多すぎずある程度補足になりそうないくつか。
雰囲気理解はそのユニットらしいよね、とユニットの基本を知り得るものと、(比較的)キャッチーでありながらも濃縮されたシャニマス濃度の高いものを。「なんでアンティーカの枠になにもないんだ、運命の~でいいじゃないか」というクレームの声が聞こえるようなのですが(幻聴)、なんか彼女たちって最初は個人コミュから入った方が良い気がしてぇ……(個人的思想)
衝撃展開派は最早いつものメンツ、略していつメン、ってほどに名前が上がるシナリオたち。私もなんですが最初にとりあえず強い刺激を与えて相手を覚醒め(めざめ)させようとしがち。私的な印象なのですがシャニマスのシナリオにハマる人はこれでがっつりつかめる印象もあります。
感情のドデカ枠は他では中々初手で薦められずらいシナリオメンバーがそろっているのではないでしょうか?初手でセブン#スを!?と思われるかもしれませんが、濃縮された感情をすすりたいタイプでかつある程度初見情報があっても棚上げして読み進められるタイプの人間にはアリじゃないかと思います。このように分類していてストレイのイベコミュ全部感情なんだわ!と匙を投げ、イベコミュ言ってんだろ!と思いつつ指は勝手にダ・カラをぶち込み……
はっきり言いましょう、私は百合豚なので同じ百合豚向けです。
やっぱりはみ出るどうしても言及したいシナリオたち
あれがないぞ!!!!これは上がってるべきだ!!!初心者向けとか関係ねぇ!!!お前が一番お前が一番お前一番お前が一番!!などの声が上がりそう(私選なのに)なものたち。
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滅茶苦茶好きだが初手向きか疑念、のものたちに関して、なんならこの中に一番好きなシナリオがあるよって人もいるんじゃないでしょうか?
前提となる他のシナリオでの知識や経験を元にして読んだ方がより楽しいよね、と思うラインナップになっているんじゃないかなと思っています。SHHisとしてのシナリオのスタートはあくまでwingとしていて、00-ctは二番目としてこの位置に。
……突然ですが、これ初心者向けシナリオ選出noteじゃないですか。そうなんですよ実は。で、私のシャニマス(enza)のPデスクなんですけど。
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初心者ミッションもTrueEnd研修も終わってないから初心者だな!!
ということで私は初心者なので私が滅茶苦茶好きすぎて冷静じゃイラレナイやつらも初心者向けな!!!
……という暴論もありますが、シャニマスという枠を超えて、取り扱っているテーマが普遍的なもの、という分類でもあります。なんか個人的に好きなシナリオがそういうやつみたい。……そういうことが好きだったみたい。
「ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス」「綺羅星ルックバック」「アイムベリーベリーソーリー」が特にお気に入りです(筆者の自我)
シャニマスの多様性 ~シナリオだけが全てではない~
さて、冒頭で「薦める相手に合わせたカスタマイズが必要」という結論に至り、それはシナリオやコミュに限らず、と述べました。
シャニマス公式がnoteとコラボし、#シャニマス感想コンテスト という施策を実行することになったのは、シャニマスのシナリオが好きで兎にも角にも沢山喋りたい人が多かったから、という影響が大いにあります。類は友を呼ぶとも申しまして、そういった人はついシャニマスの濃いめのシナリオを激推ししてしまう。私もそうです、というかこのnoteの主軸はそう。
でもシャニマスの入り口と言うのはシナリオのみに限らないのです。
キャラクタビジュアル、それは時に二次創作も含むこともあるでしょう、各種コミカライズ、サブスクリプションサービスで聞けるものも多い楽曲、ライブイベントに、突き詰めれば演じられる中の人個人のファンとしての応援、育成ゲームとしての側面、音ゲー、3DMV鑑賞に、育てたデッキで対戦をする対戦ゲー(グレフェス)としての要素、アニメ、そしてソーシャルネットワークゲームというものがある意味で目指す極致としての所属する集団でのコミュニケーションとしてのゲーム
ザーッと思いつくままに挙げただけでもこれだけある、これらはどれもシャニマスでありながら、全く違う体験です。全てを追う必要はなく、いくつかや、もしかしたら全てを追っている人もいない訳ではない。
そして何よりも、多種多様なシャニマスの楽しみ方においてどれが正当というものはなく、どれもが同等であるのです。
改めて宣言しましょう、私はシャニマスが好きです。
でも本当の意味で全てのシャニマスを網羅的に知っている訳ではないのです。それでもとても楽しい。同じように初心者だろうが玄人だろうが、シナリオ好きだろうがそうじゃなかろうが、君は君のやり方でシャニマスを楽しめばいいのです。
こういったnoteを愛読するタイプ、シナリオを読み込むタイプの人間にはこれで通じるでしょう。シャニマス公式でのnote募集にあたり、恐らくは大きなきっかけの一つとして名を馳せ、そして私も愛してやまないシャニマスの一つのシナリオを引用し、この記事の締めに記した私の思いを総括してもらいましょう。……イベントシナリオではないのはご愛嬌。
「この魚の気持ちは、この魚にしかわからない」し「大丈夫、きみの色はとっても綺麗だよ」なのです。
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ありがとうございました! よいシャニマスライフを!