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保見団地育ち、地元のために集う。

同じあの保見団地で育った大切な戦友たちと共同声明。

「保見団地で育つ外国ルーツの子供たちに何かしなきゃ。」

保見団地で育ってきた私たちは、そこで育つ希望と絶望をよく知っている。

お喋りが止まらなくて、毎日ゲラゲラと笑い合った明るい思い出もあれば、

複雑な家庭環境や大人の事情に何度も歯痒さを覚えたりもした。


日本で育ち、バイリンガルそして、バイカルチャーな私たちは当事者であり、そして今は支援者でもある。

ここまで来るには沢山の幸運と特権、そして運命があったよね、と。
みんな「どうしてこうなれたの?」とよく聞かれるみたいで。

でも残念ながら、私たちにそんな答えはない。笑

島国特有の社会構造のトラップやガラスの天井をすり抜けるための単純明快な道はないからね。

でも分かっているのは、ここまで育ってきた私たちは何らかの特権をもち、それを日頃から享受しているということ。それを私たちがコミュニティのためにどう行使できるか、一緒に考えるようになったのは自然の流れだった。

外国人児童が直面する理不尽さや劣等感、痛み、不甲斐なさもよく知っている。

なにより、子どもたちと出会うと、一瞬でエンパシーを強く持てる。
EU SEI O QUE VOCÊ ESTÁ SENTINDO. EU TAMBÉM PASSEI POR ISSO.

よくみんながサッカーしてた24棟の広場

だからこそ自分たちにできること、やるべきことがよく分かる。

そんな同級生が揃って、話をし始めると、日本人になれない自分たちが日本でどうなっていくのか想像もできなくて、未来はただぼやけていたよね〜と話しながら、

でも、今育っている子たちにひとつでも多くの「楽しい!もうちょっと頑張ろう!」というきっかけをばら撒きたいよね。と大人になった保見団地育ちの私たちは意気投合しました。

楽しい友達との時間や思い出が辛い出来事に遭遇してしまった時、大きな支えになったよね。

少しでも友達の輪を広げて、笑顔を増やそう!

ということで、今年はサッカー交流会を開催します!

みんなでとにかく、BRINCAR(遊ぶ)しよう!

保見団地のグランドで9月23日9時頃(予定)からみんなで遊んで、子ども弁当の無料配布もやります!

このイベントに関わりたい方、何かできることがあれば、やってみたい!という方、ぜひご協力ください!

このイベントは定期的に開催したいと願っています。そのためにも、定額寄付のご協力をお願いしています!子ども弁当の無料配布や、交流・体験などの多様な機会を私たちの地元の外国ルーツの子どもたちにつなげていきたいと思っていますので応援、ご支援をよろしくお願いいたします!👇
https://congrant.com/project/escolanectar1996/4955

イベント概要の告知もこちらのNOTEでさせて頂きますので、楽しみにしていてください~!


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