雲南省にて

一年以上前に書いた記事に対する誰かからのいいね👍に対してメールで連絡が来た。そうだ、俺はブログ書いてたんだなと言うことを思い出した。

一年半ぶりにブログを投稿してみる。

今、中国の雲南省にいます。

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いまだに中国上海で働いていますが、日本に夏休みと称して一時帰国しており、戻ってきたら雲南省に降ろされました。そしてこの地で10日間の隔離生活を行っています。

中国での隔離は昨年に続き2回目です。昨年帰った時は、2週間(14日間)上海で隔離されたわけですが、当時は初めて隔離されると言うことで日本から帰る時は不安でしょうがありませんでした。今回は2回目と言うことでそれほど不安は感じませんでした。

もう記憶も遥か遠くへ消えてしまいましたが、上海が4月5月ロックダウンされているときは、入国者の隔離は4週間にも及んでいたそうですからそれを考えれば今は緩くなってるといえます。とはいえ感染者がかなり多い日本から入国すると言うことでかなり警戒はされているでしょう。

日本から雲南省までは飛行機で約5時間ほどでしょうか。山に囲まれた田舎です。上海にいるとそこはかとなく感じるギスギスした居心地の悪い感じはなく、田舎の素朴な感じが田舎者である私にはとても居心地良く感じます。空気も澄んでいて体が嫌がる感じはありません。さらには高地であるが故、避暑地に来たかのような涼しさ。中国の南西端にあるため夜になっても外は明るいです。

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隔離施設はホテルと聞いていましたが、私が案内された場所は最近できたと言うアメリカのモーテルみたいの施設で、バスに同乗して移動した日本人やら日本語が堪能な中国人たちは最初、ひどいところに連れてこられた!と嘆いていましたが、実際にチェックインしてみると案外居心地も良く何よりホテルと違って外にも直接少しだけですが出られるし、窓もたくさんあって閉鎖されている感じがなくとても良かったです。これなら大丈夫そうです。

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提供される食事はお弁当ですが、上海の物より上質で味もおいしいです。全く期待しておらず日本でたくさん食料を買い込んできたのですが、あまり使わずに済みそうな感じがしています。

雲南省に隔離された日本人たちのストーリーをSNSで見たり聞いているととんでもないひどい目に遭った人たちもいるようですが、私の乗った便のメンバーはどうやら幸運だったようです。

つい最近までひどい目に遭い続けてきた私からすれば、とんでもない幸運です。神様ありがとう。夜になると窓の外から鈴虫の鳴き声が聞こえてきたり瞑想でもしようと思ったり何よりブログ書いてみるかなんて言う精神的余裕が生まれたりするわけですから、環境って本当に大事です。

おそらくもう二度と経験することも来ることもないであろう雲南省からあと少しの間ブログレポートを送り続けてみようと思います。多分上海に帰ったらブログなんてまた書かなくなるんだろうけれど。


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