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#90 距離があるから見えるもの

オーストラリアに来て90日目

この3か月で学んだことの記録

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この3か月で、自分が何を本当に求めているかが分かるようになってきた(まだまだ途中)

日本から離れて、家族や友人、大事な人たちとも離れて、リュックとスーツケースひとつという最低限の荷物でオーストラリアに来た

これまで簡単に手に入ったものが手に届く範囲でないからこそ、自分で手に入れる努力をしてまでして欲しいものや、疎遠になりやすいからこそ、つながりを大事にしたい人たちが明確になった

自分に必要な情報や、自分が欲しい情報へのアンテナが立てやすくなった

離れたからこそ分かった家族や友人の存在のありがたさ
隣にいてくれてた人の特別さ

全部、これまで頭ではわかっていたつもりだったし、これまでも感謝していたけれど、離れてみて本当の意味でそのありがたみを実感することも多い

少し前に、友人と美術館に行って印象派の作品を観ていたとき
「近すぎると何が描いてあるか分かりづらいのに離れてみると綺麗な風景になっている、面白い」と友人がつぶやいた
「きっと、描くときに何度も全体像を考えながら、確認しながら描いたんだろうね」と返すと
「いつも異なる距離感から視点を持つのって、大事だね。もし、分からなくなったら1歩、2歩下がってみたら見えるようになることもあるんだね」と友人が言った

近すぎると、当たり前になってしまう
見えているのに、ぼやけてくる

だから大事なものが見えなくなったら、距離を置いてみる
俯瞰してみる、全体を見る

これから先、何か迷ったときに自分自身にとって大事なものやことを再認識する手立てになりそう

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まだまだ仕事も見つからないし、履歴書を10出しても返ってくるのはほぼゼロ。正直気持ちが落ち込むときもあるし、モチベーションを保つのが難しいと感じるときもある

でも今しかできないことたくさん経験して、見て、強くなって帰りたいなぁ

まだまだ楽しみながらがんばるぞっ







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