人としてこの世に生まれてきたのがキセキ。
一面の砂浜で、ダイヤモンドを見つけるよりも低い確率を引き当てて
私達は今を生きている。
こう話してくれたのは、チベットのお坊様。
チベット仏教では高僧のお坊様だった。
このお坊様からお話を伺えたのは、ちょっとしたキセキだった。
30歳の誕生日にチベットへ行けた。
チベットの一番大きい都市はラサ。
ラサの標高は、4200m。
富士山より高い。
そこに飛行機でぴゅーんと移動したら?
高山病の可能性は高くなる。
そこで、ネパールのカトマンズに数日滞在して、高地に慣れようとなった。
カトマンズの標高1400m。
私がラサを旅したときは、
「個人旅行はできない」
「団体なら入れる」
今の状況はどうなんだろう?
当時はそう言われていた。
私が参加したのは、チベットに詳しい人がグループ旅行でいくからそこに参加する形だった。
カトマンズでは、チベットに詳しい方の人脈でチベットのお坊様のお話まで聞けた。
その時に出た話が冒頭のおはなし。
たくさんお話を伺ったけど、覚えているのはこの話だけ。
人として生まれてきたことが、キセキ。
すでに私達は日々生きていることでキセキ体験している。
さらに動いて経験することで、キセキを増幅できる。
引っ越しで状況が大きく変わるせいか、こんなことを想うようになった。
ヘッダー写真
<a href="https://pixabay.com/ja/users/hobotrails12am-8789/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=408020">James Timothy Peters</a>による<a href="https://pixabay.com/ja//?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=408020">Pixabay</a>からの画像
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