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アークナイツをはじめて一か月が経ったから、なんか書いてみる、感想とか

夜、最寄り駅から家への道を歩いているときのことでした。
突然、背後から「チャラ……」という声が聞こえてきたのです。
音ではありません。声、です。誰かが「チャラ……」と言っているのです。
なんだろう?
その声は少し遠くから、やがて近づいてきました。
彼は歌っていたのです。
CHA-LA HEAD-CHA-LA……(チャラ ヘッチャラ)」と。
自転車の車輪が回転する音とともに、彼の歌声は近づいてきました。
わたしが歩いていた道は、そこそこの広さはあるんですがあまり人が通らない道。彼は誰もいないと思って歌っているんだろうな。わたしがいるよ~、と思いながら、わたしは歩みを進めます。
彼の声はどんどん近づいてくる。
夜とはいえ真っ暗闇というわけでもない。明らかに、彼ももうわたしの姿が見えているはず。
でも、彼は歌うことをやめなかった。
CHA-LA HEAD-CHA-LA 頭からっぽの方が 夢つめこめるぅ~~~!!
絶唱して、彼は通り抜けていきました。
わたしは、なんだかすがすがしい気分になりました。
自分のやりたいことをそのまま歌に乗せて抑えることなく吐き出している、という、その尊さに、感動すらしました。
だから今、わたしは彼にならって、こう歌いたい。
今やりたいこと、伝えたいことを、まっすぐに歌に乗せて届けたい。
ARK-NIGHTS A-R-K-NIGHTS
……と。

前置きなげ~~~。あほ?

というわけで、一か月前から、アークナイツを始めました。

はじめたてのときのスクショ

ちょうど一か月前の8/7。誰かがやってるのを見たとか、誰かに勧められたとか、そういうのはなんにもなく、ただ「そろそろやってみるか~」と思って、手を付けました。

(『シラクザーノ』というイベントのPVを見てからちょっと気になっていた、というのが、始めた実際の大きな理由だと思う)
(曲も映像も良すぎなので、こんなのがスマホゲームでやってんだ~中国はすごいなあ~~とぼーっと思っていた)

で、始めてから一か月経った今。

めちゃめちゃ楽しんでます。

端的に言うと、そう。

まずシナリオがいい。

シナリオについて

メインシナリオはまだそこまでなんだけど、イベントシナリオが現状どれもよくて、好きです。
備忘録的に、どういうところがよかったのか、詳細に話していこうと思います。

登臨意

わたしがアークナイツを始めたときにやっていたイベント(多分)。
当然ながら育成も全然進んでいなかったので、配布キャラのジエユンすらもらえていないんですけど、イベントシナリオのところどころがすごく印象に残っています。

特に好きだったくだり。地の文がずば抜けて良いゲームだな、と思った。

とはいえ、初見の人が読むにはあまりにもキャラクター量が多いと感じたので、半分くらい眠りながら読んでいた。おもしろくはあったけど。
復刻が今から楽しみなイベントです。

将進酒 復刻ライト版

「いやこのゲームのシナリオクソ良い!!!」と、この時点で太鼓判を押すことができる良シナリオでした。
なんか、時系列的には画中人ってイベントを先に読んでいた方がいいらしい(実際読んでてもそう思った)けど、読めなくはなかった。説明はなんとなくしてくれるし。

登臨意でもそうでしたが、将進酒は特に風景の描写が良い。

冒頭部からしっかりと美しい景色を描写してくれるので、心を掴まれる。

移動都市玉門の喧騒から少し離れ、奥まった地方都市尚蜀での旅の一幕は、登臨意の情報量に圧倒されたわたしを癒してくれました。登臨意とメンツがある程度重なっていたのも、理解の一助になっていたかと思います。

あとは、ウユウとクルースや、ニンさんとリャンさまなど、推せる組み合わせがたっぷりいたのもこのシナリオの良いところ。

いちゃいちゃすな

それと、とにかくおじさんたちが良い。このシナリオ。

あまりにもかっこいいセリフ。只者ではないオーラが出まくっている。

画像のテイ主人をはじめ、山の担夫や船頭など、最初は名前のなかったおじさんキャラがありえないくらい大活躍しまくるシナリオで、「そういうの…………好きに決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!」とひっくり返りまくりました。

ただ、登臨意も最終ステージクリアできてないので、顛末がどうなったのかはわかっていません。ハッピーエンドだといいな。

春分 A DEATH IN CHUNHUN

暫定ベスト。

おねショタロードムービーかと思いきや因習村かい!!!!とひっくり返りまくりです。

最初はすごく丁寧にチューバイと少年の出会いと旅を描き、中盤以降は少年の住む村で巻き起こる陰謀の豪華セット!

とってもやりきれないきもちになる。

追い詰められた人間がとる行動の、こういうじわじわとした仄暗さって、好きなんだよな~~~。
因習村ってわかりやすい語を使って言ったけど、この村の人たちは因習にとらわれているわけではなくって、ただまともに生きていきたいだけの人たちで、だからこそ彼らの気持ちもわかるぶん、ぐにょお~~~……ってなった。

先祖を大事にし、土地を大事にし、だからこそ、戻れなくなる。そういうこともある。
チューバイさんがめちゃくちゃいいキャラしてたからめっちゃガチャ引きたくなった。抑えた。

マジでめちゃくちゃいいシナリオだと思うんですけど、怖すぎたので、最後二話まだ読んでません。(???)

読む勇気が出たらまた感想を書くかも

紅炎遣らう落葉(モンハンコラボイベ)

まだ読んでる途中ですけど、これもかなりいいですね。
春分から二連続でなんか陰謀がうずまいてる村書いてるけど、このゲーム大丈夫か?
癖がわかりやすすぎるだろ。
ありがとう。

春分と違って、ノイルホーンやアイルーたちがいい塩梅にクッションになっているというか、深刻になりすぎないんじゃないかという気がしているので、そこそこ安心しながら読んでいます。
最後どうなるのかな~。
あとヤトウさん美人すぎて、何???さすがに美人すぎ。

ゲームシステムについて

わたしはもともとパズルがすごく好きで、『立体ピクロス』というゲームに青春の大半を費やしたような人間なんですけど、その点からいってもアークナイツのシステムはかなり好きです。パズル的というか。

タワーディフェンスゲームも触ったことはあるんですけど、かなり好き。
まずキャラがすごく多いのにほとんど腐ってないっていうのがすごい。
高レアが強いのはもちろんのこと、低レアも再配置時間やコストやローグライクでの有用性など活躍の場がたくさんあって、すごくバランスのいいゲームだなと思います。
現状、課金は月パスだけやっているんですけど、そのうち他の課金もしちゃいそう。

あと、そう、ローグライク。これがすごい。
なんでタワーディフェンスゲームの中にローグライクゲームが入ってるのかはわけがわからないんですが、これが本当にすごくいい。
完全に分離しているわけではなくタワーディフェンス部分で育成したものをそのまま使っている、というのも、育成の動機になっていい仕様だと思います(初心者にはなかなかつらいけど……)

あとは、演習券のシステム。これもいいですね。
理性(ソシャゲ一般でいうところのスタミナ)を消費することなく遊べるのは、タワーディフェンスゲームをやるうえでのストレスが軽減されて、かなりいいと思います。

あと、わたしはまだ訓練場でしか触れてませんが、危機契約のシステムもけっこうおもしろいですね。
自分で難易度を上げて報酬を狙っていくっていうシステムは、かなり戦略性もあるし面白い。

あと、今日始まった生息演算
これもやり込んでいったらだいぶ面白くなりそうな予感がする。
体力3になる条件がモジュールレベルへの到達っていうのはちょっと厳しすぎる気もするんですけど、まあそれはそれでいいのかな。

導灯はカスでした。
消え失せろ!!!!
(うそです、わたしの育成が足りないだけです、また来たらそのときは返り討ちにするね💓)


……まあ、っていう感じかな。
総合的にいうと、すごくいいゲームだなと思ったので、こうやって人に勧めるべく文字を書いているわけです。
書いてるうちに24時超えちゃった。
まあいいか。

最後に、今のわたしの画像を貼って、終わりにしようかな。

カニパラートくん、かわいくて、良い。

まだ昇進2が二人しかいなくって、あれなんですけど……
まあ……もしよかったら、先輩たちがみてたら……
戦友追加なんかしてくれちゃったりすると……うれしいかも……。

おわり!!

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