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Re(build/start) with the will 12/19~

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

12/19 (Mon) 薄情とまでは言わない

ポストから出した郵便物を置くスペースに、先週旅立ったばかりの住人……もとい元住人の郵便物がそのまま放置されていたことに気が付いた。グループチャットにて呼びかけると本人も知らなかった様子。現物の写真を撮って送ると、近いうちに取りに行くから残しておいてほしいという。

いや、それはそれでいいんだけど、いいんだけどさ。
他の住人の皆さん、誰も何も本人に言わないまま数日置き去りって、ちょっと薄情なんじゃないか。それとも私が世話焼き芸人なだけか?いやいや、そんな訳が……まぁ、いいか。

12/20 (Tue) 迫りくる寒さへ

正直なところ、雪の降らない冬を軽く見ていた部分はある。今月も折り返して、朝晩は5度以下になることも。

ハンディウォーマー*1を買った。使い捨てのカイロより高温で、長時間(半日程度)持続するので、毎日使用するなら確実に経済的なこれ一択だろうと踏んだ。
実際に使用しての感想は、効果抜群の一言に尽きる。平日家を出るのが朝の7時前で、それまでにオイルを中に充填して着火するだけ。実際半日以上は効果が持続しており、仕事を終えて帰宅する6時頃でも同じだけの熱さを保っている。

12/21 (Wed) 間隔を空けずに感覚を掴む

週末の行き先は京都にする。先週末に行ったばかりのカフェをはじめ、改めて調べると気になる店がいくつかあったので、これはもう前回の感覚が残っているうちに再度向かうしかあるまいと決心した。

本当なら宿泊先も古民家を改装したような格安なホステルを見つけたかったが、あいにく間近に迫っているせいで軒並み満室だったので、次回以降の目標にする。
そんな訳で今回は、リュック1つに最低限のものだけ詰め込んで格安のドミトリーに1泊、古民家や工場・倉庫などを改装した喫茶店を主なターゲットにする。いくつかの条件で候補になる店舗を調べ上げ、そこから取捨選択していくぞ。

12/22 (Thu) 一年で一番長い夜

ちょうど半年前に似たような表題を掲げた気がする。そんな事を思い出したのは仕事帰りの途中で、そういえば今日だったなと思いながら簡単にできそうな冬至のレシピを探し当てた。

もはや見栄えは気にしない

カット済のかぼちゃ(お一人様パック)と小豆の缶詰、そして角餅。小豆の缶詰は少量水を入れて中身をさらい、かぼちゃとともに小鍋に入れてから火にかける。角餅を入れるのは目安となる時間の少し前で、後時々かき混ぜながら見守るだけ。
思い返せば、私がまだ学生で地元住みだった頃は毎年作ってもらっていた。あの頃は祖父母とも健在で、大鍋で作ったそれを帰り際に持たされて翌日も食べたのだ。……なんだか、懐かしいなぁ。

12/23 (Fri) 一日早い空からの贈り物

この日は朝から一段と冷えていて、朝方から雪が降っていたという。私の住んでいる地域ではその痕跡もなく半信半疑だったが、現場近くまで来た辺りで撤回。最初は発泡スチロールのような白い粒が道の脇に落ちているように見えて、程なくして霰(あられ)のような白い粒が降ってきた。それは次第に勢いを増して、現場作業が始まる頃には冷たい風と共に大降りになった。
毎日欠かさず行っている現場巡回中の作業写真も、手袋を外してシャッターチャンス待ちをするだけで指先の感覚が失われていく。気温的には、数字的には地元より幾らかマシなのだが、現実そんな事言ってられないくらいには寒さが堪える。これ土工さん大変だろうなぁ……重機の運転手はガラスで雨風防げるから良いだろうけども。

せっかくなら明日の夜で良かったのに、と少しだけ思った。

12/24 (Sat) 1時間で1週間ぶりに上洛

先週に引き続いて訪れた京の都。隣県(じゃなく府)まで路線1本でスムーズに来ることができる。便利なものだなぁ。

到着時はやや晴れ

毎度同じ様な事を書いてしまう(気がする)が、水辺が好きだ。
例えば私がたった今到着したこの場所だって、大きな川が地域の特徴の一つになっている。もしかしたら私自身が水に惹かれているのかもしれない。

当初の予定通り、ホステルのチェックインだけ済ませてから改めて出発。いくつかの候補地から何軒かをピックアップして、手近な場所から向かう。無論、今日明日のどちらかが定休日の場合はそれも考慮して行き先を定める。

12/25 (Sun) 誰かが諦めた先にある希望

天気は晴れたり曇ったり、時には小雨が降ったりもした。
夕方から夜にかけて、適当な所で切り上げて大阪へ帰ることだけは決めておいて、後は自由に行動した。

電車の車両倉庫を改装した喫茶店

先月だったか、大学の課題の一貫でカフェ巡りをしたが、フットワークはそれに近い。事前にリサーチしておいた場所に入って、適宜写真を撮りながらしばらくその空間で過ごす。単に映り映えだけを気にしたような空間なら長居はしない。そこで頼めるランチメニューやデザートの類が一目置くような一品だったりすると、滞在時間いっぱいまで粘ったりする。

中二階の構造が残された自動車整備工場跡のカフェ
(現在は中二階に座席がなく残念)

改めて気付いたのは、元々あったものを残したり、活かしたりすることへの面白さと奥深さ。例えるなら、誰かが戦い続けることを諦めた将棋で、生き残ることを諦めたパズルゲームで、「まだ戦えるはず」「もう少しだけ」と選手交代してから取り組むような……そんなことを仕事にできたら、どんなに有意義でかつ面白いだろう。

デザイン事務所併設のカフェ、別フロアには雑貨屋も

誰かが諦めた何かに手を伸ばして、その先に希望を見出す。
私のやりたいことは、これ、だろうか。

*1 昔で言うハクキンカイロ。オイルを自然の化学変化で発熱させるため実は安全。

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