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【南の国から〜はじまり】

元気な太陽が透明な小川の水の中でキラキラと無数の光を放っていた。

こども達は小川に駆けおり、近くの木の葉を摘むと、葉をスプーンのように丸めた。小川にその葉を静かに沈めて、小川の水をすくって飲んだ。
この森の周りには、刻々と開発が近づいてきている。この小川の寿命は後何年だろうか。そして、この小川は何年前からここにあったのだろうか。そのまま飲める川の水の存在は、あといくつあるのだろう。

この景色は遠くから見ると自然豊かなヨーロッパのようにも見えた。自然はまだここにもある。

この森に家を建てよう。
それが、はじまりだった。

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