ブスなので

書こうとおもうと全然書けないもの
あ、下書き保存というのがある

ブスなので化粧なんてしなくてよいものだと思ってた。
恥の上塗りでしょう、そんなのは、と思ってた。

その考えが変わったのは数年前

その日普通に出勤したものの目に違和感があり朝から眼科へ行くことになった。診察はすぐに済みなんのことはなく少し目に傷がついているので、目薬をさして様子を見ることに。
コンタクトをしていたのを外して診察だったため、帰りに新しいコンタクトをもらって装着したその時だった。

清潔な真っ白な室内
白い蛍光灯の光
その中で間近でみた鏡の中の自分の顔

めっちゃ汚い

びっくりした。ゾッとした。

できてしまうものはしょうがないと思っていた顎のニキビ。
ずーっと気になってはいたけどこれもしょうがないと思っていた鼻の黒ずみ。
どれも汚く、明るい光の下で見る現実はかなり衝撃だった。これを人の前に晒していたのかと思ったら本当に恥ずかしくなった。

化粧って綺麗に見られたいからするのかもしれない。この姿を人が見た時不快に思うのならば化粧をしなくてはいけないかもしれない。

ブスだからこそ必要なのでは……

会社に帰る途中もずっとソワソワしていて「どう見られてるんだろう」と気になって仕方なかった。

その後、家にあったBBクリームやらを付け出し、ファンデーションなんて触ったこともなかったがドラックストアで買い、少しずつ化粧をしてみた。
化粧をすると、落とさなくてはいけないのでクレンジングをするし、洗顔も付随して行う。今まで面倒くさくてフェイスシートで拭くだけみたいな毎日だったのが変わったことで今ではニキビはほとんどできなくなった。

化粧は今でも得意ではない(似合ってるのかがわからない)がそれなりに楽しい。化粧品沼にハマりかけているがそれはまた別の機会に。

ブスが化粧に目覚めたお話でした。

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