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辛いときの「メンタル」の正体

辛いとき「メンタルがやられる」「病んでいる」といった「精神的に弱っている」ような表現があると思います。

一番の解決策はその要因から離れることですが、この記事では私自身が行った「対自分」へのアプローチの振り返りです。

具体的なアクションについて触れていますが、あくまでも一個人の意見で参考程度に見てください。

メンタルは存在しない?

私は2023年に入り、仕事が多忙すぎたことから「メンタル」にきてしまいました。

▼当時の私の状態
・職場やPCの前に行くと心臓がドキドキしてしんどい
・孤独感や不安、焦燥感が常にある
・何をやっていても楽しくない
・自分の気持ちや意見がわからなくなる
・周りに迷惑をかけてやっと前に進める

抜けると決めて2ヶ月、根本的に変わろうと思って1ヶ月経過し、その過程でさまざまなことをやってみた結果わかったことがありました。

①良くない時の精神論は逆効果

初めにメンタルを強くする方法を調べてみたのですが、「言いたいことを言うようにする」や「嫌われる勇気を持つ」、「ネガティブなことはスルーする」のような精神論が出てきたことに違和感を持ちました。

素直にやってみたものの、私の場合は逆効果で、メンタルがきている時はまともな認知能力を持っていないので、あまり精神論は適切でないと感じます。

②「扁桃体」の過活動を抑えてみた

次にやったことは脳へのアプローチでした。
扁桃体は、情動と感情の処理や直観力、ストレス反応に重要な役割を果たしており、主に、「恐怖」「不安」「緊張」「怒り」などのネガティブな感情に関わっています。

例えば、
・誰もわかるはずのない未来や将来を勝手に想像して不安になっている
・人の目を気にして、妄想の中で自分のことを嫌いになったんじゃないかと不安になる
のようなことはありませんか?これが扁桃体の過剰反応によって起こっていることです。

この反応を抑えるために、以下の方法を実施しました。

  1. マインドフルネス(瞑想)

  2. ウォーキング

  3. コーピング

それぞれ興味がある方は調べてみてください!

結果として、不安や悩みはただの妄想であり、現実でないことに気付くことができ、仕事を始める時にザワザワしていた気持ちや、不安な気持ちが起こらなくなりました。

③ムキムキじゃなくて、疲れにくいカラダ作り

瞑想やウォーキングを始めたおかげで、自分自身に向き合う時間が増え、自分の身体の状態の感度がかなり高くなりました。

そして、疲れているとストレスのある状態で仕事をするのでネガティブな発想になりやすくなることがあり、自分の身体の違和感に向き合ってみることにしました。

▼やってみたこと
・外反母趾なのでインソールを買って正しい歩き方にしてみた
・姿勢が悪いので呼吸法で体幹を鍛えてみた
・呼吸がしづらいので背骨を柔らかくしてみた

まだ途中経過ですが1週間続けるだけでもかなりの効果を感じました。
身体の課題は人によって異なりますので、自分が直したいと思っていた身体の部分と向き合ってみるといいかと思います。

結果として、身体の疲れ=ストレスが軽減し、より良いコンディションで仕事やプライベートに向き合うことができるようになりました。
体力って大事!

④捉え方を変えてみるためにノート書いてみた

②③で調子良くなってきたところで、たまに元のネガティブに引っ張られる自分がいることに気付きました。

ネガティブになっていた思考をノートに書き出して、客観的に見ながら「いい状態の自分だったらどう行動する?どう思う?」という視点で解決策を横に書いてみました。

結果として、ポジティブな視点を持てる自分がいると思えるようになりました。

⑤なりたい自分と向き合い、自分の感情に責任を持つ

まだまだ変化の途中経過だと感じていますが、今回の経験を通して多くの自分の課題と出会える機会になりました。

「課題=解決できれば良くなる」と思えるようになった今、過去変えたいと思っていた課題も含めて、なりたい自分と日々向き合い、自分のペースで前に進んでいます。

そして、良い自分であるために「自分の感情や行動に責任を持つ」ことが大切だと思うようになりました。

「誰かのため」を「誰かのせい」にして自分の責任を放棄していたんだと、本当に未熟だった自分に気付くいい機会でした。

おわり

今回は個人的な振り返りを書いてみましたが、自分の中ではかなり体系的なところまで落とし込めた気がするので、誰かの何かのお役に立ったら嬉しいです。

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