a0128830_11252596_-_コピー

にがくてあまい 映画版 特報

映画『にがくてあまい』の封切りまであと3ヶ月。映画の公式サイトが大きく更新され、いくつかのシーンが公開されています。YouTubeには特報映像がアップされており、わずかながら映画の雰囲気を味わうことができます。

映画は原作のストーリーをどこまでカバーするのでしょうか? マキと父の確執(「野菜のバカー!」の原点)を中心にしつつも、渚が抱えるトラウマ(兄、母、父)にも光が当たるのかもしれません。単行本で言えば1~2巻の内容が使われそうです。

http://nigakuteamai.com/

個性あふれる脇役のヤッさん(渚の兄の親友であり、マキが通うバーのマスター)、アラタ(渚の元同居人)、ミナミ(渚の兄の恋人)、ばばっち(渚の後輩)も登場します。渚サイドの彼らは二人とどのように絡むのか、気になります。ひとりひとりが脇役の域を超えた存在に育っていったので、つい期待してしまうんですよね。そして自分で膨らませたイメージのせいで失望するのが実写化の常…というのは原作ファンの落とし穴。

小林ユミヲ – にがくてあまい

主演の二人(川口春奈・林遣都)の作品を観たことがあまりないためか、コメディを演じているイメージがありません。だからこそどうなるのか楽しみですね。三谷幸喜や宮藤官九郎の作品ならある程度予想できますが(それを覆されるのも魅力)、そうではない作品はどう仕上がるのか分からないのがおもしろいと思います。ハズレを引きたくない…なんて思わずに観てみることを勧めます。もともとの話がおもしろいので、原作を読んでいなくても楽しめますよ、きっと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?