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トビタテ!留学JAPANの審査で大切なこと

こんにちは!Ami.Uです。

今回は前回の「私がトビタテ生になるまで」の続き、「トビタテの審査で大切なこと」です。次のトビタテの募集がいつになるのか、そもそも次があるのかも分かりませんが、未来のトビタテ生のために。また、一部は学生生活や留学生活、社会生活でも役に立つと思うので。生意気ですが、19歳が考える大切なことです。​



独自性

誰とも被らない、個性的で面白い留学テーマを選ぶこと。それが日本の将来のためになる、かつ自分が興味がある、発展させたい分野であること。自分が現地でやりたいことがはっきりしていること。

また、テーマや向き合う問題が同じでも、独自のアプローチ方法を持つこと。例えば、私が会ったトビタテ候補生だと、「異文化共生」をテーマにしている人が何人もいたのだが、その中で受かっていた人は皆、面白い、他の人と被らない、自分に合ったアプローチ方法をあげていた。

厳しいことを書くが、ただ留学のための奨学金が欲しいだけなら他にも手段はある。トビタテでの留学はは語学留学であってはいけない。他にこれといった留学の目的がないのであれば、無理やりテーマを設定しても、大変な審査の末に落ちるだけなので最初から受けない方が良い。


留学計画

現地ですること、勉強することをどれだけしっかり、綿密に計画しているか。受け入れ先の確約書類などがあるとさらに良い。私は現地の大学の確約はなかった(募集が始まっていなかった)が、現地で活動する内容がある程度しっかりしていたので大丈夫だった。なので確約はなくても他がしっかりしていれば焦る必要はない。


熱意

トビタテに対する熱意と、自分のテーマに関する熱意。私は、絶対に、トビタテで、この国に、これをしに行く、という気持ちを前面に押し出すこと。

また、留学はトビタテで行かないと意味がない、というような、他の奨学金制度ではなくトビタテを選ぶ理由をしっかりと持っていること。トビタテを選んだ理由というのは聞かれやすい質問らしい。私はトビタテ生のコミュニティの魅力とそこに入りたいという気持ちを熱を込めて語った。


計画性

計画と余裕を持って審査に臨まないと、私のように100%を出せなかったという後悔に襲われる。余裕を持って取り組み、何回も確認し、色々な人に確認してもらうのが一番である。会場入りの時間にも余裕を持つ。


自己理解

自分はどんな人間で、留学を通してどんな人間になりたいか、というのは書類でも面接でも問われる。自分を分析し、知っておくことは重要である。自分の周りの人に自分はどんな性格なのかなどを聞いてみるのも良いかもしれない。


・問題意識

留学においてもその他のことについても、問題意識はとても大切だ。常に問題を見つけるアンテナを張り、すべてのことを一度疑ってみること。自分の留学テーマを掲げ、それについて考えを深めていく上でも、審査においても持っていなくてはならない。とはいっても、私がこれを今しっかり持てているかというとそういうわけではなく、むしろ頑張って養おうとしている部分である。


自分の留学の必要性

将来◯◯をしたい、◯◯な社会を作りたい、そのために留学して◯◯を学びたい、という確立された考え。留学はあくまでも手段であって目的ではない。

また、その留学先を選んだ理由もよく聞かれるそうだ。その場所ではないといけないはっきりとした理由を持っている必要がある。


分かりやすさ

面接官もグループの仲間も、自分の分野のプロではない。というか、何も知らないはずだ。自分のテーマの抱える問題や留学計画をいかに分かりやすく伝えられるか。プレゼンの資料も、凝る必要はないが、文字は少なく、絵や写真を多く入れるなど、見やすいものを作ることを心がける。


この人を留学に行かせたい、と思わせること

この人なら日本の将来、この産業の将来を担える、変えていけると審査員に思っていただかなければならない。この人の留学にお金を出したい、この人は留学に行くべきだ、と思ってもらえる内容、伝え方。


自分の計画を理解・把握すること

自分のテーマについての知識・理解は二次審査で絶対に重要になる。その人が掲げるテーマについてやその問題点を理解していない人を留学に行かせたいと思う人はいない。用意していなかったことをとっさに聞かれても答えられるような知識を身につける。というか、これができていなかったらそもそも留学に行く意味はないし、将来その産業を担う人間にはなれないのではないだろうか。


人の話を聞く力

グループディスカッションでは他の人の話を聞き、質問して深めていく時間が与えられる。人の話を聞き、問題点や疑問を見つける力は大切になる。また、このグループメンバーはライバルではなく、一緒にいいディスカッションを作り上げる仲間、もしかしたら一緒にトビタつ仲間なので、くれぐれも蹴落とそうとはしないように。自分自分、ではなく、相手の意見を聞いて、その上で自分の意見を発信する。


自分の考えを発信できること

グループディスカッションでは短い時間でグループで考えをまとめ、発表する。その際に一人一人が意見を出し合うことが大切になる。しっかりとした意見を適切に出せるということは大きなアピールになるだろう。自分の意見を持ち、発信することはこの場でも、留学先でもこれからの人生でも大切になるはずだ。とはいえ、一人で突っ走ってはいけない。


・感謝

この審査、家族や友達の支えがないと絶対にやっていけない。また、先輩のトビタテ生を頼る人も多いだろう。大学でも担当してくださる方がいるはずだ。審査に当たって関わってくれる人への感謝を忘れずに。これは面接時などへの気合いにもつながる。色々な人が助けてくれたのだから絶対に頑張らなくては、という気持ちに持っていくことができる。また、絶対に忘れてはいけないのはこれから自分の留学の手助けをしてくださる事務局の方と、自分の留学にお金を出してくださる協賛企業の方への感謝。


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