能作克治さんとの出会い

能作さんは「能作」をつくった方で(創業者という意味ではありません)、年間100本以上の講演をされ、TVや新聞などにも多々取り上げられており、また最近は本を出版されるなど、地元や業界では有名人です。

何故ここまで注目されているかと言いますと、職人であり、挑戦者であり、何より「こども」だからです。(なんと誕生日までも子供の日!!)富山の伝統産業だけにとどまらず、日本の伝統産業に与えたインパクトは計り知れません。
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初めて能作さんに出会ったのは2014年
当時、台湾のデザイン展示会(台湾文博会)で富山県パビリオンの事務局をさせて頂いたことが切っ掛けでした。

相手は日本の伝統産業を代表する社長のお一人ですので、当時、メチャメチャ緊張していたのを覚えています。ですが、実際にお話をさせて頂くと、とにかく楽しそうに・嬉しそうにお話をされ、直ぐに心を持っていかれました。

1. ものすごく柔らかく、丁寧な方
サラリーマンの僕に対しても一人の人間としてリスペクトを持って接していただいたことが印象的です。過去に何度も同一の質問があったと思われますが、どんな質問にも丁寧に答えて頂きました。
2. 仕事が本当に好き
終始、「次はこんなことがやりたい」「何を作れば台湾の方は喜ぶのか」というお話ばかりで、頭の中は「モノを作ることと、人に喜んで頂くこと」で溢れている方なのだと思います。

そしてこの半年後、僕は台湾で「能作」の輸入代理事業を始めることとなり、その2年後にはお店の開業をさせて頂くこととなります。今思うと、僕にとっては台湾で能作さんと出会えたことが、自分の一番の運だったかもしれません。

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