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『気象庁の人々』の作品/人物紹介について韓国語のサイトから詳しく読み取ってみる回。

こんにちは。
だいぶご無沙汰しております。Sophiaです。

私生活が忙しすぎて間が空いてしまいました。
今回再浮上したのはだいぶ私生活も落ち着き、「Netflixの新作『気象庁の人々』が何やら面白いぞ」となったからです(笑)

そんなこんなで今回は『気象庁の人々』を韓国JTBCの公式サイト(韓国語)を覗きながら見ていきたいと思います✨(ドラマの序盤を観るだけではわからなかった情報がいっぱい詰まっていてドラマの理解が一層深まるよう…!)

⚠️このブログは『気象庁の人々』の2話までを視聴した状況で書いているので、ネタバレ要素を含む可能性があります。みたくない方はここでUターンを…!

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1. 作品について

*YouTubeの予告編(日本語字幕)

(YouTubeの予告編より)

まずYouTubeに載っていた予告編(日本語字幕付き)です。これだけでもどんな流れでストーリーが進んでいくのかが大体掴めるのではないかと思います。ただ今回はそれだけではつまらないので、正真正銘オール韓国語のJTBCの公式サイトも見ながら、予告編だけでは読み取れない登場人物の裏設定についてなんかも詳しく解説していきたいと思います。

*韓国JTBCのサイト

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(JTBCさんのサイトからお借りしました)

ダイナミックコリア!
大韓民国をこれより上手く表現することができるだろうかと思うほどにニュースをつけると昨晩起きた事件・事故が押し寄せるように降り注ぐ。
しかし大きなニュースの中で実際に私たちの耳をピンとさせるものは「明日の天気」だ。

それによって明日すぐ着て行く装いが変わり、
傘を準備しなければならないのか車の鍵を準備しなければならないのか、
昼食に温かいカルグクスを食べるのか、涼しい冷麺屋を予約しなければならないのか。
週末に家族と何をして時間を過ごすのか準備することができるからだ。

ここに!明日の天気、すなわち人生の正解と照らし合わせるために熾烈に戦う人々がいる。
ある日は自分が出した予報が当たって跳ねるように喜び、またある日は外れて髪の毛をかきむしって自分を責め、
またある日は自分が出した予報が誤るよう願ってハラハラする心臓で空を見上げ結局悟るようになるものだ。

人生の正解はそもそも最初から決まっているのではなく、
私が下した選択に責任を負い正解にしていく過程だという事実を。
それが例え二度と!絶対に!ネバー!断言するが!起こらないだろうと誓った天変地異のような「社内恋愛」であってもだ。

(JTBC公式サイトより)

JTBCのサイトにある作品紹介を訳してみましたが、韓国語学習者にとってはあまり習うことのない言葉が並ぶので本当に難しい...。(もちろん所々意訳になるので合ってる保証はないです)

まあ、要は「社内恋愛」が繰り広げられる気象庁とそれを取り巻く人々の話ということですね。すでに1話・2話を観ましたが、気象庁で働く社員の仕事内容をゴリゴリに取り上げているというよりかは、人間関係など人々の営みにフォーカスを当てた作品でとても私好みでした。

『賢い医師生活』の記事でも触れましたが、私はこういった「人々のリアルな生活」が描かれているドラマが大好きなのです。他にも『賢い医師生活』シリーズが好きな方はとても面白く観れると思います✨

2. 登場人物

ここからはJTBCのサイトにあるそれぞれの人物紹介を覗いてみます。自己流で日本語に訳しているだけなのでもちろん誤訳がある可能性大です。こんなもんか程度に読んでいただけると嬉しいです(笑)

*主要人物

  • チン・ハギョン(パク・ミニョン)

(女、36歳)総括2課。総括予報官。

いつもしっかりしている。
仕事は仕事、自己管理は自己管理。
公私の区別をし対人関係さえもメリハリが明確な冷たい都会の女に、難しいという5級気象職公務員試験を一気にパスした脳セク女。
しかし何でもできるというイメージとは異なり息苦しいほどの原則主義に全ての人間関係から綺麗に線を引く性格のせいで気象庁内では自発的アウサとして通っている。
気難しく繊細な方だ。
そうしているうちに自分の性質に勝てずヒステリーを起こす時にはみんなそうだった。性格がこうだから一生お嫁に行けないのは辛いのだと…。
しかし世界に天生縁分という言葉がわけもなくあるのではないということを証明するように先輩たちの警告にもかかわらず「私たちは違う」と堂々と公開恋愛をしたけど…。
人生のシグナルを逃しながら信じていた彼氏にある朝破談されて失敗した社内恋愛の残酷さを十分に味わうようになる。
その上ハン・ギジュンを横取りした女の元カレイ・シウと一緒のチームとして組まれ、淡々としたフリをして耐える複雑な内情を根こそぎ見破られながら本当に気まずくチーム長として決まりが悪いだけなのに…。
冷たい風がずいぶん吹いていたある日、
彼が投げかけた慰めにこれまで押し込めていた感情が押し寄せながら二度と社内恋愛なんてしないと言っていた彼女の人生に再び暴風雨が吹き荒れる。

(JTBC公式サイトより)

まず主人公のハギョンを演じるのは韓国を代表する女優、パク・ミニョン(韓国語読みだとパン・ミニョン)。私彼女のことは『シティーハンター』で知ったのですが、すっかり「ラブストーリーを演じるなら彼女」というほど不動の位置を獲得してますよね〜✨とりあえずその髪の分け方教えて欲しいです(笑)

ハギョンは「THE・デキる人」という人物です。韓国語で「脳セク」とは「頭が切れる=IQが高い」という意味があります。よく芸能ニュースでも「脳セク芸能人特集」なんかが組まれてたりしますよね(笑)また「アウサ=アウトサイダー」を意味しており、日本語の概念だと「陰キャ」が近いような気がします。「人が集まるところのアウトサイド=外側」ということで、簡単に人とはつるまない性格を表しています。ちなみに陽キャは「インサ=インサイダー(内側)」です(笑)日本語とはまた違った表現が面白いですよねー✨

2話で明らかになるのですが、ハギョンはギジュンと大学で出会い同期として気象庁に入庁したそうです。付き合いは10年に及び婚約までしていたのですが、ギジュンが浮気をする形で破談になってしまいます。この紹介文にある感じだと、シウとこれから「良い関係」になっていくということですね?(まあドラマのポスターからバレバレ過ぎるだろという感じですが(笑))
シウと出会ったことで、これまでは必要最低限でしか会話をしなかった彼女が職場の人とどのように関わっていくようになるのか、内面的な変化を楽しみにさせてくれます。

  • イ・シウ(ソン・ガン)

(男、29歳)総括2課。特報担当。

때 시時 비 우雨(「欲しい時に降る雨」とNetflixでは訳されていました)
ちょうど降る雨のように「どこに行っても嬉しい存在になれ」という名前を持つ。一生農業を営んでいた祖父に早く預けられて育ったせいか、純朴な感情表現に正直な性格だ。
好き嫌いもはっきりしており「サム」のような曖昧な感情が苦手だ。
せかせか、あたふたしていてどこかちょっと足りないようでIQがなんと150!やろうと思えばできないことはないが、彼の関心はもっぱら天気!だけだ。普段は純粋で脇が甘いように見えても天気に関連したことなら目つきが変わり驚くべき集中力を発揮する。
誰がそう言ったのか。愛すればお互い理解できるようになると…。
複雑な天気図と気まぐれな天気がシウにとってはそのような存在だ。しかし好きな女性の心は彼女を好きなほど曖昧なのか…。
彼女が送る倦怠信号に気づくことができず振られたのでも足りない。
自身とは全ての面で異なる超えられない壁チン・ハギョン課長に惚れ純愛を続けることになるが…。

(JTBC公式サイトより)

ドラマだけ観てると「クソ真面目」なイメージしか持てなかったのですが(失礼)、紹介文を見るとIQが150あることにビックリ!そんなことドラマでは言ってなかったですよね??私が見逃しただけ?

シウはユジン(ギジュンの浮気相手)と付き合っていて同棲までしていたのですが、彼女の気持ちに鈍感すぎて(彼女が嫌がっている様子に一向に気づけない)彼女の気持ちはもはやシウにはないという状態でした。そんな彼女から一方的に別れを告げられ、挙げ句の果てに破局後すぐ結婚されるという大変不憫な立ち位置です😭

ただ天気の変化にはめっぽう強く、ある件でファインプレーを見せてから本庁勤務になります。そしていざ総括2課に入ってハギョンが原因不明の天気を解明しようと頑張る姿を目撃し、彼女に惹かれていきます。最初の出会いは最悪だったのですが(ハギョンと喧嘩のような出会い方をします)、ハギョンに「ただ気の強い女」というイメージを持っていたのが偶然「必死に頑張る姿」を見てしまってキュンとしちゃった感じですね(笑)わかるよ!だってハギョン素敵だもん!これからシウがどんどんハギョンにアタックしていくのか?が見どころになりそうです。

  • ハン・ギジュン(ユン・バク)

(男、36歳)気象庁スポークスマン室通報官

端正なルックスに加えて理路整然として説得力にもまた優れている。
自身の立場を説明するときはもっと!
新人時代予報局総括チームとして辞令が出て苦戦を強いられ、自身のそうするしかない理由を打ち明ける流暢さが認められスポークスマン室にスカウトされた。
瞬発力が良くメディア対応能力が優れているという評価を受けるが、その裏にハギョンのサポートがあるという事実は知る人ぞ知る。
一生を模倣生として生き失敗に対する耐性が弱い方だが、ギジュンの代わりに総括チームで気丈に耐えるハギョンを見て妙な劣等感を感じながら衝動的な選択をするようになる。
何でも再考して調べてみるギジュンにはそれこそ一世一代の心のままに犯したことなので不安でダサくもあるが、ハラハラ危なっかしく危機を乗り越えながら自身の選択に最後まで最善を尽くすようになる。

(JTBC公式サイトより)

ギジュンは一言で言うと「ク◯野郎」です(笑)10年も付き合っていたハギョンを捨ててユジンという若い女性と浮気をします。(しかも2話でその浮気相手とすぐ結婚したことが判明)結局ハギョンとは破談になるのですが、その後も共同名義だった家のお金を半分寄越せという「ク◯」っぷり(笑)

この紹介文にもありますが、どうやら浮気の裏にはハギョンへの劣等感があった模様。完全に「デキる人」で職場でもすぐ出世するなどめざましい活躍を見せていたハギョンに対し、ギジュンは予報局でうまくいかず…。自分より彼女が上の立場に行くことが許せなかったのでしょうね。(だからって浮気は絶対ダメ!)ただメディア対応が上手いということで気に入られ、気象庁の会見対応などを任されています。要は人生適材適所があるっていうことですよね〜。

ハギョンと別れてからすぐ結婚しますが、今後の流れ的に結婚生活でもう一波乱ある感じなのかな?

  • チェ・ユジン(ユラ)

(女、27歳)文民日報気象専門記者

好き嫌いがはっきりしており全てに中間がない。
ある日は自信過剰だったが嫌な言葉一言聞くと地下200メートル下に地獄を掘って入っていく不安のアイコン。
特ダネが飛び出す事件現場を走り回り、カフェテラスに座ってノートブックに記事を送るカッコいい姿を想像しながらマスコミに入ったが、「深みがない」という理由で「天気と生活チーム」に配属された。
先輩たちは気象庁ほど特ダネが多いところもないというが、いざ現実は天気と関連した記事一行も新聞社株主の機嫌を取らなければならない自身の立場にうんざりしている最中だ。
その上関連知識と用語はなぜこんに難しいのか…。
記事一行書こうとその多い勉強をしようとすると多方面で非効率的だと思い、ブリーフィングする事務官へその時その時質問を投げかけては口説いてしまった。
元々その国の言葉を習うには恋愛をしろという言葉もあるように。
最初はどうやら利己的な下心だったが、先輩記者に覚め(?)不安が限界に達した日、結婚を選ぶようになる。

(JTBC公式サイトより)

ユジンもなかなかクセのある人物です。ユラってGirl's Dayのユラですよね?私Girl's Dayといえばヘリのイメージ(主に『応答せよ1988』)が強かったので、他にも女優として活躍している人がいるのかとビックリしました!ドラマを観ているだけの私が本当にイライラするくらいなので、それほど彼女の演技が上手いということですよね。

役どころは新聞記者です。ついでにシウの元カノ。会見に通い詰める中で出会ったギジュンとそのまま「イケナイ関係」にってところでしょうか。ギジュンと同様、彼女も彼女で仕事面の苦労があります。上司には「もっとアクセス数稼げるタイトルにしろ!」と言われる毎日…。(本人はただ事実を伝えたいだけなのに…)どのくらい浮気の年月があったのかは現時点で明らかになっていませんが、お互い仕事の悩みがあったギジュンと共感するものがあったのでしょうか。(だからって浮気は…(以下略))

これからも人間関係をかき乱してくれそうな人物なので、今後の展開(ハギョンとシウにどのような影響をもたらすのか)がとても楽しみです。

*気象庁の人々

  • オム・ドンハン(イ・ソンウク)

(男、43歳)総括2課。先任予報官。

気難しい印象、ぶっきらぼうな話し方、時に気分が良い時に吐き捨てる冗談さえとても寒く人々を凍りつかせるアイスマンだ。
9級公開採用で気象庁に入り初めて辞令を受けた所が白翎島観測所。
以降全国の気象台と地方庁を満遍なく回り韓国の地形と天気を身につけた予報官。
社会性も不足しており純軟性はもっとないが、天気予報一つだけは現業の予報官の中で1番なので自信だった。
助けてください、スーパーマン!
彼を必要とするところならいつどこでも駆けつけたが…。
そうしているうちに家族を世話するのもできないまま離れてからはや14年の歳月。これからは家に帰って家族と一緒に過ごしたいと思うが、いつの間にかぐんと成長した娘と、何よりもっと気まずい妻と向き合いながらヒーローとして生きてきた時間を後悔して気を揉むようになる。

(JTBC公式サイトより)

無愛想だけど職場では色々な人に愛されてるような気がします。
彼は職場にはあまり不満を持っていませんが、家庭内に悩みを抱えています。幼い頃に離れたきりだった娘がよそよそしく、単身赴任から帰ってきて気づけば家庭内に自分の立場がなくなっています。(うぅ、切ない…)
これから家族とどのように関係を修復していくのかが彼の焦点になってきそうです。(頑張れ、お父さん!泣)

  • シン・ソクホ(ムン・テユ)

(男、40代初盤)総括2課。町内予報担当。

博学多識、徹頭徹尾、安分知足。
知っていることが多く全てのことが気になり、彼のレーダーにかかった情報は相当だが、わけもなく面倒になるのが嫌で見て見ぬふり、聞いて聞かぬふり、シラを切るのが常だ。
徹底した個人主義者として一人だけのライフを愛し、
単純な趣味活動を楽しんでいたある日、
彼の常識ではとても理解不能なテギョンにシムクン(胸がキュンとする)ようになる。

(JTBC公式サイトより)

ハギョンの部下(年齢はハギョンより上)です。登場人物の中で一番謎多き人物。彼『賢い医師生活』にも出てましたよね?脳神経外科・ソンファの後輩役(ソンミンでしたっけ?)で。とても懐かしい顔を見て、「うわぁー!」という気持ちになりました(笑)

紹介文を見て初めて知ったのですが、これからテギョン(ハギョンの姉)といい感じになっていくのかな?このドラマは主人公だけではなく、脇を固める人物のラブストーリーにも要注目ですね。

  • オ・ミョンジュ(ユン・サボン)

(女、40代中盤)総括2課。通報およびレイダー分析主務官。

春と秋の暖かさのように全てを受け入れる大きいヌナのような存在。
大らかに見えるルックスとは異なり
かつては予報局最年少課長の座を狙ったほど予報に対する情熱が人並み外れた野心家。
しかし結婚して予定になかった子供を妊娠し出産と育児休暇を繰り返したもので、今彼女の願いがあるのなら子供たちが小学校を卒業する時までは無事に会社勤めをするのだ。
12時間フルで動くシフト勤務に子供たちを養育するだけでも過労死する状況なのに、社内恋愛で結婚した夫が突然休職をすることになり、人生の新たな転換点を迎えるようになる。

(JTBC公式サイトより)

2話までではあまり出番がありませんが、彼女もまた2課に所属している人物です。いつも落ち着いていて、でもどこか気さくな雰囲気を持つ「理想の先輩」って感じがします。

今はまだ作中で明らかになっていませんが、彼女もドンハンと同様家庭内のトラブルを抱えているようです。これから社内結婚した夫も出てくるのでしょうか?

  • キム・スジン(チェ・ソウン)

(女、20代後半)総括2課。超短期予報。

勉強はよくでき、それ以外には他の特技がないため公務員になった。
20歳を超えるまで何一つ自分の思うままに決めたことがないようだ。
大学も気象庁も親が立てた人生設計に合わせてきた。
おかげで気象庁に入社してからはや2年超えてもこの職場が私に合ってるのだろうか?毎日毎日葛藤中だ。

(JTBC公式サイトより)

2課の「ムードメーカー」的存在。異動してきて間もない人に声をかけるなど、とても良い子なのがわかります。彼女がいるだけでチームの雰囲気が明るくなるような、絶対組織に1人欲しいタイプの人。彼女も親の重圧など、家庭内のトラブルを抱えていそうなので今後のエピソードで描かれるのかな?個人的に作中でもお気に入りの人物です。

  • コ・ボンチャン(クォン・へヒョ)

(男、50代後半)ソウル本庁予報局長。

主任気象予報官として3年服務して気象庁に入社し
ただ予報にだけ全余生を注ぎ込んできた予報通であり気象庁の最古参。
定年退任を目前に控えている。
ただ一つの道だけを歩いてきてもうその終わりが見えるという事実があまりにも幸せだ。
ところが、少し静かに退職しようとしていたのだが夏場の防災期間を前に総括チームが改編され1日も心が楽な日がないという日々を過ごしている。

(JTBC公式サイトより)

役職の通り、予報局で一番偉い人。定年間近なんですね。
予報について全ての最終決定権を持っている人物です。ただ局長でも「偉ぶる」様子は一切なく、ハギョンをはじめとする部下を気にかける様子はまさに「理想の上司」です。

*それ以外の人々

  • ぺ・ヨサ(キム・ミギョン)

(女、60代後半)チン・ハギョンの母親。

手強い性格、ブルドーザーのような推進力、核心をつく説得力。
一度決めたことは何があっても貫き通す不屈の女性だ。
「お母さん、ちょっと…そうしなきゃダメ?」身震いする娘に私のキャラクターがこの程度だったからあんたたちを孤児にさせずにこれまで育ててきたんだと堂々と話す징글맘(すみません、調べてもここの訳がわからなかったので誰か教えてください!)になられるようだ。

(JTBC公式サイトより)

シングルマザーとして娘2人を立派に育ててきたハギョン・テギョンのお母さん。ズバッと言う性格で彼女は最初からハギョンとギジュンの結婚に反対だったよう。とにかくパワフルで存在感が強いので、少ししか出番がなくても作中に相当なインパクトを残します。

  • チン・テギョン(チョン・ウンソン)

(女、40代初盤)チン・ハギョンの姉/童話作家

ハギョンのIQが高いのならテギョンはEQが高いタイプ。
計算は弱いが感受性は豊富で親和力一つずば抜けている。
哲学を専攻していて遅れて才能を発見し童話作家として専業した。
データを見て天気を予測するハギョンとは異なり
昨日は天気が晴れていて…今日は天気が悪くて…
仕事をするのがとても嫌な、気分に生きて気分に死ぬアーティスト。

(JTBC公式サイトより)

ハギョンの姉。2話時点で職業など具体的なプロフィールはわかっていなかったのですが、どうやら絵本作家のようです。理論派のハギョンに比べて感性のテギョン。先ほど触れたソクホといい感じになるようなので、そこも楽しみの一つです。

  • イ・ヒャンレ(チャン・ソヨン)

(女、50代初盤)オム・ドンハンの妻。

夫とはお見合い3ヶ月だけで結婚にゴールインした。
知らない人は夫であるオム・ドンハンがヒャンレに一目惚れして結婚を押し付けたと思っているが事実彼女の意志がもっと強かった。
予報官としての使命感が人並み外れた夫。
若い時は彼のそのような姿が尊敬でき一生面倒を見るという気持ちだったのだが、彼女も疲れたのかかつては良く見えていた夫の生真面目すぎる性格のために中では腹が立っている。

(JTBC公式サイトより)

ドンハンの妻。恥ずかしながらチャン・ソヨンさんという名前は存じ上げていなかったのですが、彼女『愛の不時着』に出演してましたよね?セリがしばらく暮らすことになる北朝鮮の主婦役で。顔はもちろん声と話し方が可愛らしくて覚えていたので、出てきたときに「お!」となりました。

今後ドンハンとの関係性が良い方に変わっていくといいなぁ〜と思います。

  • オム・ボミ(イ・スンジュ)

(女、10代中盤)オム・ドンハンの娘。

普段はニコニコよく笑っていてもお父さんだけ見て見ると太ってきた。
14年ぶりに一緒に暮らすようになったお父さんが嫌でというよりは落ち着かずぎこちないからなのだが、しきりに名残惜しがるお父さんが密かな悩みだ。

(JTBC公式サイトより)

ドンハンの娘。あまり詳しいことはわかりませんが、「絶賛思春期真っ只中」です(笑)長い単身赴任から突然帰ってきたお父さんとの接し方がわからない、そんな姿が中学生頃の自分と重なります(笑)

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ここまで長いこと主要人物を見てきましたが、整理すると「ハギョンとギジュン=元恋人」「シウとユジン=元恋人」/「ギジュンとユジン=元浮気相手・現夫婦」ということになります。ここに「ハギョンとシウ」の関係性が今後追加されるのかなという流れです。こんなに「世の中って狭いね」状態あるか!?(笑)と思う気持ちもありますが、そこはドラマなので…。

こうして公式サイトを見て訳してみると、ドラマを観るだけじゃわからない情報が人物紹介に詰まっていて「そういうことなのか…!」と人物の裏にある背景が理解できるようになりました。「韓国のサイトをみてプロフィールをじっくり読むことって大切だな」とこれを機に学習したので、韓国語を勉強する意味でも韓国のサイトを覗いてみるのはオススメです…!(笑)

3. 韓国における気象庁

韓国気象庁のロゴ

そういえば韓国で気象庁ってどんな立ち位置なんだろうと個人的に気になったので、少し調べてみました。日本で気象庁といえば異常気象に加えて、地震なんかの発表をする機関としても知られていますよね。日本では気象庁は国土交通省の一部とされていますが、どうやら韓国では環境部(日本でいう環境省)に所属しているようです。だから何だという話ですが、日韓でこうした違いが見れるのもまた面白いなぁと思っただけです(笑)

4. 『気象庁の人々』こんなところが好き…!

*人々のリアルな生活

これは『賢い医師生活』にも感じたことなのですが、この作品は気象庁の仕事だけではなくそこで働く人間がどのような思いを持っているのか、どのような生活を送っているのか、そんな生活のリアルを感じ取れるものになっています。財閥が出てくるなど韓ドラ特有の派手な展開はありませんが、「ハラハラよりはヒューマンドラマを楽しみたい」という方には特にオススメできる作品です。このドラマを観て、私たちの生活を裏で支えてくれている気象庁の方々には頭が下がる思いです(笑)

*映像の温かさ

私は映像関係の専門ではないのでテクニック的なことはわかりませんが、このドラマの「温かさ」を感じる演出がツボです。2話の冒頭にハギョンとシウが日本食料理店で睨み合うシーンがありましたが、そのシーンの照明だとかどこか「温かみ」を感じるようなオシャレさが良いな✨と思いました。

5. 最後に

ここまで長々と書いてきましたが、1万字を越していて自分でもビックリしています(笑)まだ2話までしかNetflixに公開されていませんが、すでにお気に入りの作品に仲間入りしました✨どこか雰囲気が『賢い医師生活』に通じるものがあり(『賢い医師生活』の少しギスギスした版が近いでしょうか?(笑))、『賢い医師生活』シリーズが好みの方は面白く観れる作品なのではないでしょうか。

そしてそして本当に最後になりますが、他にも『気象庁の人々』が好きな方はぜひコメントくださると簡単に喜びます〜(笑)他にもNetflixでオススメ作品あったらぜひ教えてください…!

結論:これから新エピソードが配信される毎週日曜日が楽しみ
待てないから早く日曜日来てくれ(笑)

(本文中画像/トップ画像はJTBCさんからお借りしました)



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