【勉強会】世界の性教育―スウェーデンの性教育では、性的同意が学べる!
こんにちは!あいあむのなつみです☺
今日の勉強会では、性教育についてメンバー同士話しました。
みなさんにも、世界の性教育ではどんなことを学んでいるのか
シェアしていきたいと思います!
ではではまず、スウェーデンからみてみましょう!
スウェーデンでは、1955年に性教育が必修となりました!
世界から見てもとても早いんですね~!
同国では、2011年にSANE(Curriculum for the compulsory school, preschool class and the leisure-time center 2011)という声明が出されました。カリキュラムの事ですね。
新しいシラバスの中では、セクシュアリティ、アイデンティティ、平等についての教育が重要要件とされました!すごい。
スウェーデンでは、性をタブー視することが少なく、若者の性を肯定する文化が根付いています。
SRH(セクシュアル・リプロダクティブ/ヘルス)に関する健康問題への取り組みも最優先課題とされ、
そのためコンドームや経口避妊薬、緊急避妊薬は薬局などで手に入れることができるようになっています!
さあ、そんなスウェーデンの性教育ですが、
CSE(包括的性教育=Comprehensive Sexuality Education)が実施されています。
これはスウェーデンのRSFUが、教員に提供している教科書です。
性教育をどのように行うか、ポイントなどが記されています。
さっそく中を見ていきましょう!
様々な人種や国籍の生徒が、性教育を学ぶイラストですね。
多様性を尊重するスウェーデンならではのイラスト。
こちらはセクシュアリティについて、イラストを用いて紹介されています。
すごい!すごいすごい!
これ教科書ですよ?!すごい!笑
また、様々な関係性もこんな風に描かれています。
ステキ。
次にこちら、性的同意が書かれている部分について。
ポイントはここです。
なにが性的同意を示すサインなのかについてが提示されています!
子どもたちのワークショップのために用意されている設問には、
「この二人がお互いに同意をとっていると理解できる行為はなんですか?」
「誰かにキスしたりセックスしたりする時、他にどのような方法がありますか?」
「他の人が、自分の行為について好ましいと思っていることをどう理解しますか?」
などの質問が用意されています。
また、同意に関するページの最後には、同意とは何かについてが書かれています。
「同意と気持ちの良さは互恵―同意とは、2人以上がセックスに同意し、体や言葉でそれを示している—私たちは様々な方法で「はい」「いいえ」のサインを示している—キスしたり、抱きしめたり、成功する場合に同意をとる—」(RFSU 2014)。
おお、なるほど。
学校でここまで教えるってすごいですよね?
スウェーデンの性教育には、日本も応用できることがたくさんありますね。
今日の勉強会では、メンバーとこちらの教科書を参照しながら、日本の性教育についても議論しました。
今回はスウェーデンの性教育の一例をちょこっと紹介してみましたが、次回はアメリカや韓国なども紹介していきますね✨
また次回に続きます🌻
なつみ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?