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カットマンがラケットをぶつけてしまう理由

埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長をしています!!卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識など自分が書きたいことを投稿しています!!

今回は、タイトル通りです(笑)

カットマンは攻撃型の選手と比べて卓球台の角や床にラケットをぶつけてしまうことが多く、ラケットがボロボロになっている人をよく見かけます。

ではなぜ床や卓球台の角にぶつけてしまうのかを私なりに原因を簡単に書いてみました。

【床にぶつけてしまう】

これはカットをする際に打点を床ギリギリの位置まで落としてカットすることで、床にラケットをぶつけてしまうことです。
この原因として考えられるのは、相手のドライブを警戒して下がり過ぎてしまい、次に打たれたボールが思っていたよりも浅く、打点を落としたカットになってしまい床にぶつけてしまうこと。
また、カットに変化をつけるためにあえて打点を落としたカットをしてすることで床にぶつけてしまうの2点だと思います。
ただ、床にラケットをぶつけてもそこまで大きく凹んだり破損することは少ないと思います。
これが積み重なっていけば、凹みや破損も大きくなりますが、床にぶつけるカット自体がそこまで多くはないと思います。
ただ、安易に下がり過ぎてしまうことは注意が必要です。

【卓球台にぶつけてしまう】

ラケットが凹んだり破損してしまう一番大きな要因が、この台にぶつけしまうことだと思います。
その原因としてあげられるのがツッツキ後の「台との距離感」です。
カットマンのツッツキは「台の中」と「台の外」で行うものがあり状況によって使い分ける必要があるのですが、この使い分けができていないと台にラケットをぶつけてしまう原因になります。
ツッツキをした後、相手のドライブを警戒して後ろに下がると思うのですが、相手をあまり見ずに自分の感覚だけで下がり過ぎてしまうと連続してツッツキ(もしくはストップ)された場合に前に入るのが遅れてしまうことがあります。
相手が連続してツッツキをしてくると予測できていれば台の中で攻撃的なツッツキができたり、あえて台から出るのを待って台の外でのツッツキもすることも可能です。
なので、下がり過ぎてしまうと中途半端なツッツキになってしまい卓球台の角にラケットをぶつける原因になっているのだと思います。
ツッツキをして台から距離をとる際は、相手の動きをしっかりと見て次のボールを予測しながら適度な距離をとるクセをつけることで台の角にぶつけることが減ると思います。

その他にも「足の出し方」「足が止まっている」「ラケットの振り始めの高さ」など細かい部分もあるとは思いますが「床にぶつけてしまう」「卓球台の角にぶつけてしまう」のどちらにも共通して言えることは適切な距離がとれていないことだと思います。

ということで、簡単ではありますが「カットマンがラケットをぶつけてしまう理由」について書いてみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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