You can not go into the library in that skirt

"You can not go into the library in that skirt."って言われた。








今日1日が上手く行きますように、と朝からたっぷり時間をかけて選んだスカートだったのに。





本当は膝丈のスカートは好きじゃないけれど、この国で生活するために、と特別な思いで買った、決意のスカートだったのに。








ねえお願い、見逃してよ。私の膝隠れてたじゃん。
なんで私も肌を見せたらいけないの?








宗教上のルールだから。学校のルールだから。というのはもちろん知っている。それでも学校に露出の多い服を着ていけないことを不満に思ってしまうのは、私に宗教を信仰するという感覚がないからなのだろうか。神を信じるってどんな感覚なんだろう。どんな気持ちなんだろう。もっとみんなのことを知りたいよ。


































彼氏じゃなくて、彼女がいる私。
この国では犯罪者扱いの私。














数年前にこの場所でも同性カップルが宗教警察に捕まって、公開鞭打ちを受けたらしい。






嫌いな人のことを表現する時の、悪口としての、 such a gay とか too gay とか they must be gay とか。一緒に映画を見ている時に同性愛者の登場人物が出てきた時のfuckとかshitとかewwとか。








もうあまり聞きたくないな、そんなこと。
これ以上何も言わないで。お願い。







私が、私たちが、あなたに何かした?と思う。
だけど、それと同時に私はあなたに何かをされたのだろうか?とも思う。








私がここで生まれ育っていたら、彼女じゃなくて彼氏だったかもね。
逮捕されて欲しい、fuckって思ったかもね。









ただ、もっとあなたを知りたいと思う。






































これが例のスカート。ね、分かるでしょ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?