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私が作業療法士(OT)を目指したきっかけ

 こんにちは
 2022年も残すところあと1週間になりました。
 今日は「私が作業療法士を目指すまでの道のり」について話そうと思います。

作業療法士という職業を知る

 高校2年生のある日、部活の練習中に転んで怪我をしてしまいました。今でも膝の痛みが強く、立つことすらできなかった事を覚えています。
 まず病院に搬送され検査を行いました。痛みがとても強かったため「手術するのかな?」と思っていました。検査が終わりDrが部屋に来ると「大まかに言えば両膝蓋大腿関節症かな」と言われました。医療に関する知識が何もない私はポカーンとしていました。

 『膝蓋大腿関節症』は、膝蓋大腿関節に炎症が起きたり、軟骨がすり減ったり、骨が変形することによりその部分に疼痛が生じる疾患です。主に「加齢」や「外傷による脱臼・亜脱臼を繰り返す」という2種類の要因があります。私の場合は、2つ目の膝蓋骨(膝のお皿)に強い衝撃が加わって発症したと考えられます。治療は「保存療法・薬物療法・理学療法・手術」などがあります。私は、薬物療法に加え理学療法として下肢のストレッチや大腿四頭筋などの膝関節周囲筋の筋力強化を行いました。

 当時は、「痛みが強いから安静にしていたいのにリハビリしましょうだなんて何を考えているんだ?」と思っていました。しかしリハビリを行っていくうちに痛みが減り、だんだん膝が曲がりやすくなりました。担当してくださった理学療法士(PT)の方と理学療法の効果について話しワクワクしたことや、辛くリハビリから逃げたくなった私に真剣に向き合ってくれた姿を見てリハ職を目指そうと決めました。

 その後リハ職について調べていくうちにOTを見つけました。小さい頃から祖母に陶芸や編み物などの楽しさを教えてもらい、作品を作ることが好きだった私は「作業を通して人々に笑顔を届けたい」と思うようになりました。その後もOTについて調べ様々な疾患に対する作業療法を知り大学進学を目指しました。


 以上が私がOTを目指した経緯になります。
 最後まで記事を読んでくださりありがとうございます。 
 次の記事でまた会えたら嬉しいです。


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