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1年目症例報告会
もうすぐ11月が終わり2022年も残すところ後1ヶ月となります。
私の病院ではこの時期になると1〜3年目の症例報告会が実施されます。
各部署毎に実施されるのですが私は1年目OT(作業療法士)トップバッターとして発表しました。発表した時の様子や反省点についてお話したいと思います。
症例報告の流れ
1.症例を決める
2.臨床を行う
3.臨床で実践した事をパワーポイント にまとめる
4.発表
このような手順で進めます。
私は担当している患者さんの中でOTとしてのリハビリができた人を選択しました。
※個人情報保護のため詳しい内容は除いています。
学生の頃にも症例発表の経験が数回あり、その時は先生や同級生の前で発表を行いました。そのため今回先輩方の前で発表するのが初めての経験でした。
入社して4ヶ月の私は知識や技術面で足りない部分がたくさんあり、プリセプターやチームリーダーに相談しつつ介入しました。
そして、患者さんの目標であった『QOLの向上』に繋がる臨床が実施できました。
今回の症例は「退院後主婦として家事を行わなければならない」方でした。
関節リウマチ(RA)の既往がありますが、それに留意した動作方法が分からず長年生活していたそうです。そこでOTとしてRAに留意した家事動作方法についてのリハビリを実施しようと考えました。
臨床では
・RAに関する評価
(Larsen grade分類、Steinbrockerのstage分類、朝のこわばり、熱感、変形etc..)
・各関節に負担がかからないような動作指導
・動作方法の定着
・自宅環境整備 などを実施しました。
『発表後先輩からの指摘やアドバイス』
RAであれば服薬している薬についての記載があった方が良い
→RAの薬の副作用が歩行に影響する可能性があるから
RAに関する評価内容がもっと詳しく書いてあると内容を理解しやすくなる
→RAは日内変動もあるため時系列毎にまとめる
医療従事者っぽくない
→学生の発表を聞いている見たい
初めての症例報告でこれだけまとめられているのはすごいなどの意見をいただきました。
OTだけでなくPTからも意見も聞けてとてもいい機会になりました。
今回の反省を活かして次の臨床に繋げていきたいと思っています。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
1人でも多くのサポートができ、1人でも多くの人を笑顔にできるOTになれるよう日々精進していきます!
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