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INFPだけど生きづらくないかも②

先日の記事がたくさんの方に読んでいただけたようでびっくりしています。ありがとうございます。

さて、前回はコミュニケーションへの意識の変化があったおかげで、INFPながらそれなりに上手いこと生きていけているのかも?という内容でしたが、その他の要因もありそうなので、今回はそちらに触れていきたいと思います。

前回の記事を未読の方は、ぜひ合わせて読んでいただけると嬉しいです。


環境選びに成功した

INFPに限らず誰でも、学校・職場などの所属するコミュニティや付き合う人を選ぶことは本当に重要なことだと思います。「世渡り上手」でない自覚があるなら特に。
良い環境の中でのびのびと過ごす、できることが増えて自信がつく、すると次の場所でも上手くやれる、というサイクルに入れるとより良いのではないでしょうか。
この環境選びに成功したことが、私がINFPにしては生きづらくないと感じている要因のひとつだと思っています。

「良い環境」と言っても、どういった環境が良いのかは人それぞれです。
そこで、私が今までの経験で思う環境選びのポイントを挙げてみます。

① 人間関係が穏やか

そりゃそうだろと思われるかもしれませんが、これは本当に大事。
人間関係がギスギスしているような場所ではとても生きていけません。
もちろん全くいざこざがないコミュニティなどなかなかないとは思いますが、全体に嫌な雰囲気が漂っていると、自分が巻き込まれていなくとも人一倍ストレスを受けてしまうでしょう。
ただギスギスしていなくとも、競争心が強いような環境は苦手なので、「ライバルと切磋琢磨!」的なところではなく、皆が協力関係にあるような、穏やかな環境が理想的です。

② 尊敬できる人がいる

この人のようになりたい!と思えるような人がいても良いですし、私の場合は「推し」に近い人がいることが多いです。
邪な気持ちでも、純粋な敬意でも、この人のために頑張りたい!と思えるような人が1人でもいると良いです。
自分の自己実現のためにというより、誰かのために、と思っている時のほうが力が湧き出てくることがあります。
実は、これは環境を変えなくてもできることのひとつ。今いる環境の中で「推し」が見つかると、今までと違って見えてくるかもしれません。

③ 1人になれる時間・空間がある

どれだけコミュニケーション上手になっても、どれだけ人間関係が良くても、1人になる時間がないと、自分が自分でなくなるような気がしてくることがあります。
INFPが大得意な「内省」の時間は、やはり私たちにとって必要なもの。
1人でじっくり自分と向き合い、思考を整理する時間が取れる環境が理想的です。

拘束時間が比較的短いアルバイトの場合は、家でそういった時間を取るのでも良いですが、会社員になってからは、たとえば個室ブースで集中して作業ができたり、少しコーヒー休憩が取れたりするとかなりパフォーマンスが上がるように思います。
幸い私の今の会社にはそのようなスペースがあって、よく利用しています。利用しすぎて他部署のお偉いさんに、そんなにデスクにいるのが嫌なのかと心配されていたようです。

自分のコントロールがたぶん上手い

人間って、結局は動物だよな、と思っています。
悲しくなったり、イライラしたり、何となく気分が沈んで調子が出ない日もあると思うのですが、大体は衣食住を整えると治る。自分を客観視してのコントロールが上手いのではないかと思っています。手前味噌ですが。
なんか上手くいかないな、を自分のせいにして落ち込むのではなく、昼寝してみたり、日光浴をしてみたり、バランスの良い食事をとったりして、原因を探り当てて対処した気になって気分を保ちなおせるというのは、だいぶ生きやすさにつながっていると思います。
これはINFPだからなのか、個人の性格の問題なのかわからないのですが、心当たりがある方はぜひ真似してみて欲しいです。


シンプルに、運

なんだかんだと書きながら、正直なところ、運が良かっただけということも大いにある気がしています。
家族の仲は付かず離れず程度でほど良く、お金持ちというほどではなかったですが、特に不自由することなく、関東圏で育ちました。
家庭環境は選ぶことができないので、良い家庭に生まれたことに感謝しています。

友人関係については、ある程度自分で環境を選ぶことができますが、割と成り行きで入ったコミュニティでも人に恵まれることが多かったので、それも運の良さかなと思っています。

個人的に、「自分はいつも運が悪い」と思っている人は本当に運が悪くなってしまうと思っているので、できるだけ運が良いと思い込み、周囲にある幸福や差し伸べられた手に気づくことができれば「運良く」過ごせると信じています。
そういった心がけの効果と実際の運のおかげもあり、あまり生きづらく感じないようにも思います。

さて、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
良ければあなたなりの考えなども教えてくださいね。
では。


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