最近、毎日聴いている曲
5月にリリースされてから、毎日聴いている曲がある。
自分は基本的にポジティブなので、落ち込むことも大きな悩みもなく過ごしているつもりなのだけど、この曲を聴くと、とても救われた気持ちになる。
リリース直後にYouTubeで初めて聴いたときは、好きな感じだ!というくらいだったのだけど、2回目、3回目、じっくり歌詞をなぞりながら聴けば聴くほど自分の中に刻まれていくような、大きくなっていくような感じがしている。
そして先日ライブハウスで初めてこの曲を聴いたときは、本当に胸がいっぱいになって涙があふれてきた。
その日は3日連続での対バンライブの1日目で、他の好きなアーティストも出演するからとチケットを買っていたのだが、翌日もどうしても聴きたくなって、仕事を早上がりして2日連続で聴きに行ってしまったくらい。
世の中には人を応援してくれるような曲はたくさんあるけれど、どうしてこんなに心に響くんだろうな。
「元気が出る」とか「励まされる」とか、一方的な明るさで押し上げられるようなものではなくて、トラシグの曲は、寄り添って手を引いて「救ってくれる」ような感じがする。
「終わりは始まりの手を引き」
終わりが始まりに繋がる、ではなくて手を引く、という表現がすごく好き。
終わってもまた始まりが来るから大丈夫だよ、だけではなくて、終わりが始まりを優しく連れて届けてくれるような。
「大丈夫、よくやってる」
「必要ない奴なんかいない 思ってるより世界は広い」
この部分の、頑張ってるとこちゃんと見てたよ、お前なら大丈夫だよ、と語りかけてくれるようなところがとても好き。Anniversaryでも感じていたけど、ずっと傍にいた親友のように寄り添ってくれる。
このnoteを読んで、それぞれ自分のパートの歌詞を自分で書いていると知った。
ライブで聴いていても、それぞれでこちらへの語りかけ方が違うような気がしていたので、それを知ってすごく腑に落ちた。
ヘーゼルさんが寄り添って自分のこれまでを肯定してくれて、GA-HA-さんが手を差し伸べて連れ出して、これからに繋げてくれるような、二人だからこその音楽が心に響くんだろうな。
本当はすべて引用したいくらい、どの言葉も心に刺さる。
もちろん歌詞だけでなく、その言葉がのる曲も良い。
音楽のことは分からないけど、曲の最後、歌い終わりの後に盛り上がって終わるのが、「終わりが始まりの手を引」いているように感じられるのも好き。
これからもたくさん聴くだろうな。
音源もMVももちろん素敵だけど、ライブハウスで聴くのが100000万倍良い。近いうちにまた聴きに行きたい。
出会えてよかったなあ。
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