見出し画像

PJモートン Watch The Sun

昔は週一で通っていたCDショップも気づけば半年に一回ぐらいになり、Amazonやサブスクの台頭で私たちの生活はガラッと変わってしまった。

そんな中先日新宿に出掛けた際少し時間が空いたので久しぶりにタワーレコードへ行ってみた。色々なコーナーを歩き回り、R&B・ソウルの試聴機に足を止めそこで出逢ったのがPJモートンの『Watch The Sun』。昔よくやったジャケ買いを思い出だすかのように正方形のグラフィックデザインに心が躍る。

中身もニューソウルを彷彿とさせる音楽であのスティービーワンダーをはじめとしたレジェンドたちとコラボしている煌びやかなアルバムだった。色々聴いてきたが自分の好みはやはりソウルミュージック。到底敵わない歌唱力と一音一音選び抜かれたトラックに一番耳が反応してしまう。アルバムの分数も38分とシルクソニックの名盤と同様あっさり聴けてずっしり響く。

そこから調べていくうちに、マルーン5のキーボード担当でソロとしてリリースしたアルバムがグラミー賞にノミネートされたニューオリンズ出身の逸材だった。今回のアルバムは太陽を燦燦と浴びながら元気が湧いてきて腰が勝手に動き出してしまうほどの力強い傑作だ。

出逢いで人生は豊かになる。