オホーツクのアナウンサーの日記(2024年7月14日)

7月14日(日) 晴れ

世の中は3連休の中日。果物狩りに行くと人であふれていた。これまで平日にしか行ったことがなく、だいたいは貸し切りに近い状態だったから、振る舞い方が分からなくなった。

食堂もどこも混んでいて、昼食を食べずに帰った。

夕方からは、地元カーリングチームのイベントに参加した。4年に一度の国際大会を現実的に目指しているアスリートだが、まったく偉ぶらないし、むしろ腰が低すぎるくらいで、自分を顧みて恥ずかしくなる。

とあるメンバーとは協会の用務でしばしばコミュニケーションを取る間柄になったが、彼は言葉づかいがとにかくていねい。私は、トップアスリートである相手を敬う気持ちは持ちつつも、同じ協会用務に携わるときにはフラットに接するようにしている。チームとしてもっとフラットになっていくにはもう少し時間がかかるのかな…と思ったところで、ああ、私はこのチームの中で最年長で彼らより10歳は年上なんだよなあと気づく。私も、そういう年齢になってきている。

イベントでは、選手から懇切丁寧な指導を受けることができたのはもちろん良かったし、車いすカーリングの体験もできたことがハイライトだった。

大河ドラマを見終わったころには、1日の体力をだいたい使い果たした。

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北海道の東側、道東のオホーツク海側でアナウンサーをしている、伊藤ゆりかです。東京の50分の1の人数が、東京の5倍の面積に住んでいるという「隣人までの距離が遠い」この地域で、「あなたの隣のアナウンサー」を名乗って生きています。

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