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令和2年度補正予算概要(IT導入補助金2021)

こんにちは!
イノウエトモキです!

自分は仕事でIT導入補助金に携わることがあり昨年度は2件申請させていただきました。
(お客様が一生懸命頑張ってくれたおかげでなんとか採択いただきました)

今年度に関して、1月28日に補正予算が成立しましたので現時点での情報を記載します。

事業の内容-事業目的・概要

○新型コロナウイルス感染症の影響が⻑期化する中、感染拡⼤を抑えながら経済の持ち直しを図るため、中⼩企業のポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環を実現させることが必要です。
○新型コロナウイルス感染症の流⾏が継続している中で、現下及びポストコロナの状況に対応したビジネスモデルへの転換に向けた中⼩企業等の取組を⽀援するため、令和2年度⼀次・⼆次補正で措置した特別枠を新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)に改編します。(現⾏の特別枠は令和2年12⽉で募集終了)

→流し読みで大丈夫です(笑)
ITの力で生産性を向上させましょう、コロナ禍を乗り切りましょうということです。

事業の内容-成果目標

○ものづくり・商業・サービス⽣産性向上促進事業により、事業終了後4年以内に、以下の達成を⽬指します。
 ・全体の付加価値額が年率平均3%以上向上
 ・全体の給与⽀給総額が1.5%以上向上
 ・付加価値額年率平均3%以上向上及び給与⽀給総額年率平均1.5%以上向上の⽬標を達成している事業者割合65%以上
○⼩規模事業者持続的発展⽀援事業により、事業終了後2年で、販路開拓で売上増加につながった事業者の割合を80%とすることを⽬指します。
○サービス等⽣産性向上IT導⼊⽀援事業により、事業終了後4年以内に、補助事業者全体の労働⽣産性の年率平均3%以上向上を⽬指します。
※ 3事業とも、補助事業実施年度の⽣産性向上や賃上げは求めないこととします。

→こちらに基づきモニタリング報告をしなければならないわけですね。

2021年度について

IT導入補助金は正式名称を『サービス等⽣産性向上IT導⼊⽀援事業』と言います。
令和2年度第3次補正予算から現状分かっていることは

通常枠→補助額30万〜450万円で補助率1/2
低感染リスク型ビジネス枠→補助額30万〜450万円で補助率2/3(※)

であるということです(※テレワーク対応類型は補助上限150万円)。

「複数の業務⼯程を広範囲に⾮対⾯化する業務形態の転換が可能なITツールの導⼊を⽀援します。この中においてテレワーク対応類型を設け、テレワーク⽤のクラウド対応したITツールを導⼊する取組を⽀援します」

とされています。具体的な内容は交付規定の発表まで待ちましょう。

昨年度との変更点

まず、令和2年度補正予算では予算額が700億円だったのに対し、第3次補正予算では2,300億円(約3.3倍!)が計上されています。

また昨年度は「通常枠と特別枠」という組み合わせでしたが、今年度は「特別枠」が「低感染リスク型ビジネス枠」という名称に変更されています。
(ちなみに「特別枠」とは、通常枠とは別のコロナ禍を踏まえた緊急措置枠を意味します)

補助率については事業概要上では変更がありません。

ただ昨年度特別枠はC類型-1C類型-2と分類され、補助率はそれぞれ2/3、3/4という補助率でした。
(⇔補正予算の概要上では2/3との表記だけ)

そのため今年度に関してもそのような形になるのかは、補助金の交付規定・公募要項が発表されてから確認が必要です。

おわりに

そもそも論になりますが、IT導入補助金はすべてのIT製品が対象となるわけではありません。

また法人規模にも決まりがあります。

こちらで触れると長くなってしまいますので、概要につきましてはホームページでご確認いただければと思います。

2021年2月1日現在、2021年度の公募要領はまだ発表されておりませんので昨年度のURLを添付します。
(IT補助金2020→https://www.it-hojo.jp/)

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
また情報があれば更新したいと思います!

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