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サンライズ

木村拓哉は言う
「休みの日はお気に入りの車に乗って行き先を
決めずにドライブをするのが好きなんすよ、
ボッーと走ったり時に考え事をしたり」

新調したウェア、お気に入りのザック、
革靴から履き替えたトレッキングシューズ
車ではないけど、自分で買ったギアを身に纏い
山を登るのはどこか似たような感覚がある

最寄駅から自宅まで歩いて数分の距離をタクシーで
帰りたくなる時があるのに
その50倍の時間をかけて山を歩くのはなぜだろう

山道を歩いている時は、普段考えないような
疑問が浮かんだりどうでもよいことを思う時がある

そして繰り返しの毎日の中で、自分には
このような時間が必要なのだと最近になって気づく

そんなのわざわざ山に行かなくても
時間をつくって近くのカフェで3時間でも
居座って考えればいいと思うかもしれないが
そうは問屋が卸さない

小生、じっとしてられない性分なので
いくら居心地が良くても長居は出来ないし
考え事なんてもっともだ

それ故に、小学生の頃から成績表の備考には
"落ち着きがない"と中学に上がろうと担任が変わろうと必ずと言っていい程書かれていた
お世話になった12人の先生達が言うのだから
認めるしかない

そんなわけで、カフェにて一杯のコーヒーで
何時間も居れるほど忍耐力もなければ
持ち合わせてるトークもない

しかし街を歩きながら(動きながら)だと話題も浮かんでくるしスラスラと言葉も出てくる
体力も使うめんどくさいシステムだが、
自分にはこれが1番しっくりきている

このシステムに心当たりある人に(いないだろ)
おススメしたい映画が【ビフォア・サンライズ】
電車内で出会った男女がウィーンの街を日の出まで
というタイムリミットの中で歩きながら
ひたすら喋ってる映画です

ちなみにこの男(イーサン・ホーク)は同システムを駆使してパリで降りる予定の女(ジュリー・デルピー)を
ウィーンで降ろすというテクニックを魅せています

来週の山に向けてソロ登山をした内容を
投稿しようとしたのにキムタクになり、
映画を紹介する回になってしまいました


今日はこの辺で

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