2023/08/26(土)RED LINE@新文芸坐

新文芸坐の「マッドハウス50周年記念上映イベント」で「RED LINE」を観てきました。

今回のイベントをきっかけに知った作品で、少し調べてみたところ、何か「観なくてはいけない気がする」と言う直感があったので、それに従って行って来ました。

映像と音の圧倒的な快感、印象的なキャラクターと想像を超える展開の連発に、のめり込んで出て来られない感覚。
極端に歪む絵の加速感に、観ている自分がニトロでブーストされるかのような興奮。

キャラクターデザインやメカニックだけでなく、PV的な劇中映像、エンドロールに至るまで、全てにおいてスタイリッシュなヴィジュアル。

実在しそうな距離感で感情が伝わるメインキャラクター陣(木村拓哉、蒼井優、浅野忠信)の演技の雰囲気の良さ。

レースに人生を賭ける思いに加えて、過去のエピソードや恋愛要素、バディ的な熱さなどにも感情移入しながら、途中からは軍による兵器が動員され生体兵器まで導入される刺激的なストーリー。

後に、7年に及ぶ製作期間で、10万枚を超える手書きで作られた作品と知って、その狂気とも言える情熱にも心を動かされました。

こんなに熱量が込められた作品に出会えて幸せです。

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