社会を変えるアフガニスタンの学生
APUでは出口学長が主導になって出口塾という取り組みを行っている。
いわば起業の支援がメインの仕事となるわけだが、
自分もメンターとして今月は複数の学生の面談等に載っている。
今日はアフガニスタンの学生Ataさんとの面談だった。
彼はまだ学年で言えば1年生。
彼の育った地域は自爆テロなどが実際に起こっていた地域である。
そんな彼は、現在アフガニスタンで教育サマーキャンプを実施している。
対象は教育の機会に恵まれない高校生であり、
イノベーションやアントレプレナーシップを学習する機会を与えている。
アフガニスタンはまだタリバンが勢力を持っているようで、
場合によっては命の危険もある地域である。
しかし、彼は仲間とともに、そして現地の人々の協力借り、
資金提供者からの援助もあって、
今年のサマーキャンプを成功させることができた。
これはとても喜ばしいことであるし、
何より大きな事故にもあわずに今日話を聞くことができたのが嬉しかった。
これからは今年の活動内容をまとめ、
資金援助をしてくれた人向けのレポートを書くとのこと。
また、次のアイディアがまた浮かんでいるようで、
彼の学生生活はますます忙しくなりそうだ。
APUにはこういう学生がたくさんいる。
応援したくなるし、力になれることは何でもしてあげたい。
もし(何かの手違いで)このnoteを見てしまったのなら、
「Bamiyan Educational Summer Camp」という活動を覚えておいてほしい。
これからもっとこの活動はすごいことになるはずだから。