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観劇の日 (140字小説)

普段と違う装いに、ペン、手帳、オペラグラスも鞄に確認し、家を出た。目的が人でも作品でも、時と場を共にできる贅沢を味わう。幕が上れば目が潤み、下りればカフェか帰路で心を落ち着かさずにはいられない。次の機会を励みに、明日からも頑張ろう。一呼吸おいて鍵を出し、「ただいま」と扉を開けた。


本日2月10日は、観劇の日とも言われているそうです。
下記ご参照ください(ともに最終閲覧日:2024年2月10日)。

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