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扁桃腺炎で死にかけた話ラスト④〜地獄の入院編〜

こんにちは。
少し日が空いてしまいましたが手術編も無事終わり、いよいよ今回が扁桃腺除去手術のお話のラストでございます。

前回のお話はこちら↑。少々お口が悪くなっておりますがまだ読んでおられない方はこちらからどうぞ宜しくお願いいたします。

前回無事に手術を終え、扁桃腺とさよならした私でしたが安堵も束の間、術後翌日にコッペパンが出てきたり、点滴が漏れて手がパンパンに腫れたので点滴を抜いてもらったりと色々と不安でしかない約一週間の入院生活が始まりました。

まず最初に申しておきますと、喉を切る手術をした翌日から退院までの一週間、私の前に重湯やお粥というジャンルの食事が運ばれてくることはありませんでした。
焼き魚やしっかりとしたお米、ちょっと硬めのパンなど。
もちろん食べることなんて出来ない私は院内のコンビニでゼリーや簡易粥を購入して食べれるものを食べておりました。
いまだにその謎は解けて無いです。



ずっとこのレベルのしっかりした飯が出てくるわけです。


そしてこちらも先に申し上げておきますと、
「退院後のスケジュールはパンパンにしておくな」と言うことです。

と言うのも、入院・手術の後に何か「楽しみ」を作っておかないとメンタルが持たないかな、と懸念した私は退院予定日の翌日から友人とご飯に行く約束やお出かけする予定をビッシリと埋めておいたんです。

退院=完治(元気!)という認識でしたが、これは大きな間違いでした。
術後一週間は入院するのですが、いざ退院の日になってもまだ喉は痛いし多少の出血はあります。食べられるものも限られているし運動制限もありました。
なので退院したけどしばらくの自宅療養が続きます。涙

泣く泣く友人たちへ事情を説明して予定リスケの連絡に追われる毎日でした。
退院予定日の前日の診察で主治医から
「退院して羽目外して喉のかさぶた取れて出血して病院に舞い戻ってくる人が結構たくさんいるから気をつけてね」と言われてしまい完全にビビる我。

そういうことは事前に言うといてくれや、というセリフはぐっと飲み込んだ。えらいぞ私。


入院中の生活はと言うと、自由半分、制限半分、と言うところでしょうか。
色んな方のブログや動画などで事前に予習していた入院生活とは180度違ったイレギュラーマンなので、これから扁桃腺を切る手術を予定している人に取ったら私の話は多分なんの参考にもなりません。笑
エンタメとしてご覧くださいませ。。。

だって手術翌日から「シャワー入ります?」とか言われたり(みんな術後4日くらいはシャワー入れへんって書いてたぞ)
なんか私の入院した病院は毎日希望があればシャワー入れるそうです()

ちなみに私は当時腰近くまであるロングヘアでしたが
シャワー室利用可能時間がドライヤーを含め30分という鬼畜っぷりでいつも髪の毛乾かせず辛い思いをしました。
(看護師さんに相談したけど「だから何?」みたいな反応された)

私は最初病院都合の個室から病院都合の大部屋(4人)に移されたわけですが痴呆が進み切った老婆×3との共同生活が一番辛かったかも知れません。

夜中の奇声、大声、老婆同士の喧嘩などなど

入院生活、途中からストレスとの戦いでした^^
窓際のベッドだったことが唯一の救いだったなあ。。。^^

自分のベッドにいても老婆たちがうるさいので就寝時間以外の入院生活の大半はロビーのような大広場みたいなところで読書したりそっちでアニメ見たりしてました。


そして無事に退院したわけですが
もう二度とあの病院には世話になるものかと心に誓ったのでした。
(大阪市内T総合病院さん最悪の一週間をどうもありがとうございました☆)


最後に。よく聞かれることを個人的意見でまとめてみました。

・扁桃腺炎に悩まされているが手術まで勇気が出ない。どうすればいいか??
→これ一番よく言われるんですけど、扁桃腺炎が2ヶ月に1回レベルで発症する頻度なら絶対手術した方がいいです。
わたしは2ヶ月に1回は必ず扁桃腺炎になり約2週間は40度越えの熱が出てました。
逆に半年に一回レベルなら正直別に手術しなくてもいいんじゃ無いかなって思います。

・手術痛かった?
→そりゃ喉切るんだからな!笑
喉は粘膜だから術後縫えないし見た目も鏡で口開けてみたらしっかりグロかったです!
でも上記にもあるように「普段の扁桃腺炎に比べたら術後の痛みなんか全然マシ」だったので、普段の扁桃腺炎が重症なら重症であるほど術後の痛みなんかマシや!と思える傾向にあるようです。

・扁桃腺切ったら熱出なくなるん?
→熱出なくなる、のではなくて「熱が出ても重症にならなくなる」が正しいです。
私は扁桃腺切ってから39度以上の熱が出なくなりました!
「あ、これ扁桃腺切ってなかったら絶対40度出て拗らせてたやつや」と感覚でわかるようになりました。



扁桃腺炎一つで長々と4つに分けて記事を書いてきましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
手術、入院と聞くと怖いと思います。
実際私みたいに病院選びミスった女の記事を読んで余計怖くなった方もいるかも知れません、それはスマン。
少しでも誰かの参考。。にはならないと思うので、誰かの笑いのネタにでもなれば嬉しいです。

ここまで地獄だのなんだの書き綴りましたが、高額医療費制度だったり医療保険で出費よりもプラスで戻ってきたりとメリットなこともありました!

当時インスタで「扁桃腺炎」ってタグ検索しまくって出会った扁桃腺炎友達も出来ました!笑

どうか、皆様に幸あれ★


さて次はどうしようかな、
世界が一番コロナ恐慌で怯えていた時にしっかりコロナになって孤独死寸前まで行った話でも書きましょうか。

では次回
「コロナ療養中は千鳥の相席食堂は見るな」
でお送りしたいと思います。


ありがとうございました。


Ito.N.Noel

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