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ミケコ(猫)の闘病日記(3日目)投薬-Feeding Kit
私はミケコに甘い。
旦那はそれに輪をかけて甘い。
猫への投薬は、これまで数えきれないくらいしてきている。
現に今でも薬が大っ嫌いなクロタロウ(黒猫)に飲ませている。
私が抱っこして連れてきて、動けないように押さえつけて、旦那が顎を片手でもって口を開け、のどの奥に入れる。
ほんの数秒。
なのに、ミケコにはそれができない。
お姫様だから。
しかも、ず~っと健康だったから、小さい時をのぞいて薬なんぞ飲ませたことがない。
遠慮がちな僕(シモベ)たち。
当然うまくいかない。
そこで「投薬補助おやつ」なるものを買ってきた。
だんごみたいに薬をつつんで与える。
ん?ちょっとでかくない?
ミケコの口に入れてみた。
出された。
「置いておいたら自然にたべないかな」
数時間でひからびた。
薬をくずしてモンプチスープに混ぜて出してみる。
見向きもしない。
撃沈。
そこで今度はこんなものを買ってきた。
![](https://assets.st-note.com/img/1677037474566-qzl0FalDio.jpg?width=800)
水を少し入れて、シリコンでできた先端に薬を挟み、シュッと口の中に入れる。
これでどうにか僕(シモベ)たちは負傷しながらも投薬に成功したのだった。
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