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Vol.2 教育の歴史を知る〈前編〉

こんにちは!今日もコツコツ教育を考える学生たちです!

今回のnoteのテーマは「教育の歴史を知る」です。日本ではこれまでどのような教育が行われてきたのか、そしてどのような運動が起こったのか、みんなで調べて議論しました。

1.日本の教育史

日本の教育史をざっとご説明します。

現在の教育の原型となるものができたのは明治時代です。1872年(明治5年)に学制が公布され、教育が近代国家の育成に大きな役割を果たすようになります。1890年(明治23年)には教育勅語が発布されます。

大正時代には、画一的な教育の反動から、子どもの興味や関心を中心にした教育実践を目指す大正自由教育運動が起きます。この運動によって、新教育を行う学校がいくつか設立され、教育界に大きな影響を及ぼします。

昭和時代、第二次世界大戦後になると、GHQの指導などを踏まえた学制改革が行われます。1947年(昭和22年)には旧教育基本法、学校教育法が公布され、小学校6年、中学校3年の義務教育が始まります。高校や大学も整備され、現在と同じ「6・3・3・4制」への移行が行われます。

以上の情報は、こちらのウェブサイトを参考にしています。↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本教育史

2.気づいたこと

日本の歴史を知り、気づいたことが二つあります。
一つ目は、教育を変えようという運動が、大正時代にもあったことです。その内容も、画一的な教育から一人ひとりに寄り添う教育へ、という現在に見られる風潮とも類似しています。
大正自由教育運動ではいくつかの学校が設立されましたが、それを今の状況と重ねて考えると、オンラインでの教育に特化した高校の設立やNPO法人の活動が想起されます。
日本では普遍的な教育が行われていますが、より個を大切にする教育を目指す動きはいつの時代にも見られることなのかもしれません。

二つ目に気づいたことは、日本の教育制度は戦後からほとんど変化していないことです。学習指導要領は約十年に一度更新されていますが、細かい教科の変更や増減があっても、仕組み自体を見直そうという取り組みはありません。(もしくは挫折しています。)
私達は、戦後の子どもたちと同じような教育を受けているのです。

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ここまでは、日本の教育の歴史について見てきました。

以上の内容を踏まえて、私たちは現在の教育について議論しました。「教育の歴史を知る〈後編〉」でご紹介します。

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