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食事と推理を楽しむ観客参加型ミステリー『明智小五郎シリィズ『誘拐魔の予告状』』が素敵空間だったお話。


タイトルに全てが込められているので、それ以上に書くことが無さそうですが、イベントの内容や、感想などなどを残しておきたいなと思います。

※推理を楽しむイベントのため、内容に関するネタバレはありません※

初心者でも推理を楽しめる“観客参加型のミステリー”とは?!

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P・T企画さんプロデュースの“明智小五郎シリィズ『誘拐魔の予告状』”は“観客参加型のミステリー”という、観劇と推理と食事まで楽しめる贅沢なイベントでした。

公式ページはコチラ
https://pt-kikaku.jimdofree.com/schedule/2月誘拐魔の予告状/

今作では“婚約披露の会に招待された客人”として物語に没入参加。
ただ観て楽しむだけでなく、物語の一員として一緒に楽しめるというところが素敵ポイントですね……!!

今作は安楽椅子版ということで、終始椅子から立ち上がることなくリラックスして楽しめました。
食事、問題編の観劇、推理、解答編の観劇と、それぞれ時間が用意されていて、どのシーンも落ち着いて集中できるのも嬉しかったですね。

流れとしてまずは食事をし、“問題編”となるストーリーを鑑賞してから推理タイムにはいります。
事前に“推理上のルール”や“人物紹介”が配布されていて、物語や流れを把握しやすくなっていました。

“問題編”でもしっかりとヒントも提示してくれて「何を考えればいいのか」がはっきりしているので、ミステリーが苦手という人でも気軽に参加できます。
問題編のなかに必要な情報は全て揃っているので、推理の糸口は確実にあります。
えんぴつや消しゴムもテーブルに用意されているので、気になる点や覚えておきたいポイントをメモしておけるのもとても親切設計……!!

そして“推理タイム”がきて、これまでの情報をもとに考えることになります。
推理は回答用紙に記入提出するスタイルで、なんと、正解を導きだした名探偵にはご褒美が……!!

“解答編”では明智さんの名推理を聞きながら答え合わせ。
丁寧に解説をしてくれるので、後味もスッキリですね。
解答が見事正解していた名探偵さんへのご褒美は表彰スタイルで発表され、拍手喝采でした。

P・T企画さんでは他にもたくさんの観客参加型のミステリーがあるそうなので、他の作品にもぜひチャレンジしたいなと思うくらいに楽しいひとときでございました……!!


会場のレストラン『シェ・ノワ』さんはトキメキ満載の素敵空間でした。

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今回会場となっていたレストラン『シェ・ノワ』さんは、東大阪市にあるカントリーな雰囲気の素敵なレストラン。
外観から内装、置いてある小物まで素敵がいっぱいで、まるで童話の中ような世界すぎてテンションがおかしくなりました。
好きすぎる……好きすぎるよぉ……。(語彙力が逃亡)

物語の舞台が昭和10年ということで、登場人物の服装が振り袖だったり昭和モダンだったり、お給仕さんが着物にフリルエプロンだったり。
もう好きでしかない。(語彙力の消失)

そしてお料理がこれまた美味しい。
とくにブリオッシュが美味しすぎて、お持ち帰りで購入しました。
4人で行って3人購入するくらい、美味しすぎたのです。

Osaka Metro中央線『深江橋』駅から徒歩10分程度の距離で、『4号出口』から出て大通り沿いをまっすぐ歩くだけなので、とても分かりやすかったですね。

会場として使用されていた地下スペース以外のお席も素敵なようなので、普通にケーキセットやランチに行ってみたい素敵なお店でした。



知能の低いけどテンションは高い残念な私の思い出振り返りメモ。


※喧しい乱雑日記メモです※
※内容のネタバレはありません※
※筆者はとても楽しんでいる割に推理力皆無のポンコツです※

今回も昨年末からやたら会うことが多い仲良し4人組で参加してきました。
たぶん会うたびに「次はどれいく~?」とホイホイ予定を決めているからこうなるのでしょうね。

目の前で電車に逃げられた女こと私が一番遅れて深江橋駅に到着し、平謝りをしながらいざお店へ。
着物ながら自転車こいで頑張ったんですけどね。

お店に到着するなりテンションが振り切れました。
なんたって外観から素敵すぎる。

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「ええええ~地下があるうう~~~可愛いいい~~~」と言いながら一階の扉を開けてみると、イベントの入り口は地下とのこと。
看板が目には言っていなかった節穴eyeがいきなり炸裂ですね。こんな節穴で推理なんてできるのか不安でしかない。

地下の扉を開くと外観と同じくファンタジー色を感じる素敵空間が。

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まず入ってきた扉からすでに好き。
そして飾られている小物も好き。

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(これはもう童話の世界じゃん……)と眼を輝かせながらビニール傘を預ける私。
絶望的なまでにミスマッチのアイテムで大丈夫か。

着物にフリルエプロンが素敵なお給仕さんに受付をしていただいていると、『#着物でシェノワ』のハッシュタグをつけてお写真ツイートするとお菓子プレゼント中と教えていただき「絶対撮ります」と即答余裕でした。
こんな素敵な空間でお写真を撮らないわけがない!

座席に荷物を置き、まずはカウンターでドリンクをいただくことに。
友人2人がおしゃれなドリンクを頼むなか、私ともう1人は「生ビールで」
色々と好みが似てるからね、私たちね、仕方ないよね。美味しいもんね。
おしゃれなグラスに注がれたら生ビールもとてもオシャレでした。そして安定の美味しさ。

そして届くお料理もこれまた美味しい!
お品書きによると『豚へレ肉のピカタ』『さつまいものコロッケ』『マカロニグラタン』『ブリオッシュパン バタートースト』だったようです。

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ピカタが何かもよく分からない程度の知能の私ですが、とにかく!どれも!おいしかったです!!(知能の低さがうかがえる感想)
あとでピカタが何かちゃんと調べました。ひとつ賢くなったね。(覚えていられたらね)

デザートには『カスタードプリン』ですよ。
これもほろ苦いカラメルと固めの口当たりが美味しい……!!

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うえにのっているミントを前に「これは食べられる草?」とあたまのわるい発言をしながら完食でした。どこまでも不安しかない。

始まる前からポンコツ具合しか披露していませんが、これがデフォルトなので仕方無いのです。
ミステリーは好きだけど得意ではない!!! なぜなら!! 頭がよろしくないから!!

知能は低いもののやる気だけは十分な私は説明状に目を通し、いざ本番スタート。

“問題編”を観劇しながら気になる点を走り書きメモ。
あとで見返してみたら異世界の文字が綴られていました。前世の記憶かな?

振り袖可愛い~~と見とれていたことも要因のひとつかもしれない。
あと、登場人物がみんな魅力的で推理そっちのけで観劇を楽しんでいた部分もある、かもしれない。
普通に物語として楽しかったので仕方無いのですよ……。

“推理タイム”ではびっくりするほどひらめかなくて笑いました。
アルコールのせいだね! と言いたいところだけど、知能不足が原因なことは明白。ははっ。
用意された謎解きと推理のうち片方はぼんやり解けても、もう片方が解けなければ意味がない……と、時間ギリギリまで熟考した結果、解答用紙は提出せず。
探偵の才能は皆無だなと清々しい気持ちで“解答編”へ。

明智さんの丁寧な解説(名推理)を聞いているのに、答えをはっきり言われるまで分からないという頭のわるさに自分でも驚きました。
理屈が分かっても知能が足りなければどうともならないのさ!(開き直り)

見事な推理シーンは、まるでミステリードラマを観ている気分で、ひとつひとつ謎が解き明かされていく様子がとてもオシャレでかっこよかった……!!

空間がオシャレだからか、一貫して雰囲気がとてもオシャレなんですよね。
頭のよろしくない私でも、ただそこにいてモブとして頭を悩ませているだけで楽しかった……。

いつもやっている『謎解き』に加えて『推理』という要素もあったなか、見事にポンコツを発揮しましたが、本当に、とても楽しかったのです。
謎解きと推理と何が違うんだよって話ですが……。
例えるなら『謎解きは数学やなぞなぞ』で『推理は国語』みたいな。分かりづらい?
謎解きって結構数式みたいな定番のギミックがあったり、なぞなぞみたいな閃きや発想で解けるものが多いですよね。
対して推理は物語のなかに散りばめられたヒントや違和感を見つけて行間を読み解くみたいな。そんな感じ。個人的な体感の話ね。

まあね、今回は謎解きと推理があるなかで、謎解きのほうが出来なかったんですけどね!
いつもやってるなんてどの口が言った!?(自戒)

最後に書いたアンケート用紙も「漢字が出てこない!!」と苦戦していたので、どこまでも頭がよろしくない私でした。

もたもたしていると他のお客さんはみんな居なくなっていて、ここぞとばかりに「写真撮らせてください……」と店内を撮りまくり。
どこを見ても素敵なのだから仕方がない。

着物だった私と洋装ミックスだった友人とで記念撮影をしていると、ハッシュタグ付きの投稿でプレゼント中のお菓子を先に頂いてしまいました。

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もちろんあとでしっかりツイートしております。いぇい。​

会場だった地下から一階レジへ行くとブリオッシュが購入できるとこのとで、そちらもちゃっかりと買わせていただきました。
これは家族にも食べさせてあげたい。

そして一階もどえらい可愛い。

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どうせならもっと丁寧に撮影しておけばよかった……。

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また改めてゆっくりお茶しに行きたいです。

ミステリー好きな人や謎解き好きな人はもちろん、世界観に入り込んで物語を楽しみたい人にもおすすめな、空間まるごとが素敵なイベントでございました。
また別の観客参加型のミステリーにも参加して、次こそは名推理を……でき、たら、いいな……。

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