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【母語の干渉】台日ハーフのちょっとおかしな日本語

母語の干渉…

中国語が母語である息子たちと日本語で会話していると、ときどき「ん?」と止まってしまうときがあります。

これが母語の干渉というのか、と納得しつつ、息子たちのこの独特な日本語のクセをそのままにしないで根気よく直してあげなきゃなと思わされます。

というわけで、息子たちのちょっとおかしな日本語を紹介します。

【次男くん】

パパに言いたいことがある。

でも自分がパパに直接言うのは躊躇する。

なのでママに代わりに言って欲しい。

そんなとき中国語では、

「請幫我跟爸爸說」

日本語では、

「ママがパパ言って」

となるはずが……

「ママがパパ言って」

と言ってしまいます。

これって話の前後がつかめないと

「ママがパパ行って」

と聞き間違えてしまう可能性がありますよね……

「跟爸爸」を直訳すると

「パパと」となります。

「跟」は「と一緒に」と表現することもできます。例えば、

我跟爸爸一起出去:私はパパと一緒に出かけます

です。

【長男くん次男くんどちらも】

電気や扇風機などスイッチを付けるとき、消すとき…

中国語で言うと、

電燈」「電燈」

電風扇」「電風扇」

日本語で言うと、

「電気を付けて」「電気を消して

「扇風機を付けて」「扇風機を消して

となるはずが…

「電気を開けて」「電気を閉めて

「扇風機を開けて」「扇風機を閉めて

と言ってしまいます。

中国語では「電気を付ける、消す」も「ドアを開ける、閉める」もどちらも「」を使います。

【私なりの考察】

意味を広範囲に使える単語()は便利なので、母語である中国語での表現方法をそのまま日本語に直訳してしゃべってしまうのかもしれません。。。

以上、台日ハーフの日常会話でしたー。

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