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自営業就業不能になった時#3

就業不能保険は、病気やケガで働けなくなったときに、収入の減少をカバーし、生活費をサポートするための保険で、会社員や公務員だけでなく、自営業者や個人事業主も加入することができます。

病気やケガで働けなくなり、収入が減少した際に、会社員であれば就業不能発生時から1年6ヵ月の間は公的保障である傷病手当金が経済的な支えとなりますが、自営業者や個人事業主の場合には傷病手当金がないために、収入がゼロになってしまいます。こうした収入の減少や経済的な不安を就業不能保険はカバーしてくれます。

さらに退院後の在宅療養や日々の生活費など、医療保険ではカバーできない不足金額も、就業不能保険でまかなうことができます。ただし、就業不能保険の支払い条件や支払い対象期間は、基本的に保険会社によって異なるため、加入する前に確認することが大切です。

また、もしも家計を支える世帯主が事故で入院することになったら、家族は悲しみと同時に、経済的にも精神的にも大きな不安を抱えることになります。病気やケガで働けなくなる可能性は誰にでもあり得ること。こうした不安を軽減できることも、就業不能保険のメリットです。

就業不能保険は、就業しているすべての方に検討していただきたい保険であり、特に社会保障制度による経済的サポートが少ない自営業者や個人事業主には、いざという時の支えとなる重要な保険となるのです。

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