見出し画像

スピノちゃん

 こんにちは、スピノです。農学部にいます。

 スピノは4年間家庭教師のアルバイトをしているのですが、学習が苦手なお子さん向けの会社なのでグレーゾーンも含める発達障害や学習障害のお子さんと接する機会がたくさんあります。そういう学習や生活にハンデを持っていても毎日楽しく学校に行って友達も多い子もいれば、傷つきやすくずっと不登校になっている子もいます。

 話は変わりますが私は長い期間いじめに遭っていました。騒音や人の話に敏感なのに、完璧主義で他人に厳しかったからです。ツイッターに悪口を書かれる日々でしたが、何も知らないお母さんは「良い点を取らなくても学校に行っていれば良い」と言っていました。
 私も人を傷つけてきましたが、頑張って生きてやり返さずに心に閉まっていることを誇りに思っています。でも今同じ境遇にいる人には、そもそも自分のような思いはしてほしくないと思います。

 軽度であっても、学習や社会性に課題がある人はいじめに遭うリスクはより高いです。そして外的要因以外にも、周囲に付いていけないせいで自分に対する挫折経験が積もります。
 家庭教師をしていて勉強になったのは、ご両親や学校の環境が良ければ学習障害やADHDの影響が最小限で済むということです。でもそういう家庭は経済的に余裕がある傾向があるように感じます。やはり多くは大人になってから職場で人間関係や精神面で苦しくなってしまうようです。
 スピノは去年まで完全に家業の犠牲になる運命が決まっていたのですが、やっぱりそういう人を支援したいので、来年から精神保健福祉士という国家資格を取るために養成学校に入るつもりです。(受験はこれからなので入学は確定ではありませんが。)親も一応納得してくれました。大学を出てから働かずに違う分野に飛び込むのはとても不安だし、世間知らず感もあると思います。いろいろ書きましたが、どんな特性を持った人でも健全に生活するために働きたいと思います。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?